和歌山の旅*白浜6 白良浜と外湯めぐり sanpo

アドベンチャー・ワールドを満喫した後、向かったのは今晩お世話になるホテルです。
白良浜を一望できるお部屋を指定していた甲斐があり、
普段海の見えない生活をしている奈良県民にとっては、この上ない景色でした。

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今回はエースJTBの40周年記念パックツアーに申し込んでいたので、
通常のチェックイン時間が15:00→14:00、チェックアウト時間は10:00→11:00と、
かなりゆっくり過ごせそうと楽しみにしていました。けれど、そこは旅行だけは計画的で
寸分の猶予?も与えない兎夫の予定通り・・・、到着するやいなや少しお酒を呑んだ後「さぁ!行くよー。」と・・・。

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兎夫の行く先は・・・、『るるぶ南紀』の雑誌の中の「湯めぐりパスポートの無料クーポン券」を使って
入浴することの出来る外湯めぐりです。歩いて周れるところをピックアップして、
街の方やホテルの方に道を聞きながら、3ヶ所の外湯を周ります。
外湯の前に、まずは本州で最も早く海開き(毎年5月3日)をするという、お天気カメラでもよく中継される、
白い砂浜で有名な"崎の湯"と同じ白浜町指定文化財の白良浜へ・・・。

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「雪の色に おなじ白良(しらら)の 浜千鳥(はまちどり) こゑさへさゆる 曙(あけぼの)の空
             寂念法師(じゃくねんほうし) 夫木(ふぼく)和歌抄 巻第17冬部二より」
(雪の色にそっくりの真っ白な白良の浜で、千鳥が鳴くその声さえ冷え冷えと響く、曙の空よ)
 
と詠まれた気持ちが、夕暮れでしたが身に染み入る気がしました。

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「白良浜は、白浜半島の西側にあり、御船山から湯崎の方向へ北からも南に汀線600mあまり遠浅の砂浜になっています。
この砂浜の砂は、珪砂砂岩(変質水成岩)が、波等によってこわれ、
石英(水晶)の含有量が90%以上になった、雪のように白く明るい白砂です。

そのため平安時代から室町時代にかけて歌枕として数多くの歌の中に読み込まれています。
また、昔より月の名所としても知られ、まさに白良浜は白浜を代表する名勝のひとつです。」と・・・。
"あおによし"が奈良の歌枕(枕詞まくらことば)であるように、
"白良(しらら)"は今の和歌山県西牟婁郡白浜町を指し紀伊の歌枕なのだそう・・・。




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まずは白良浜の砂浜にの建つ木造のレトロな雰囲気で、風情のある共同浴場の白良湯(しららゆ)へ・・・。
1階は木造の温もりを感じる休憩スペースで、2階が浴室になっているので、
浴槽からも白良浜の白い砂浜と青い海景色ではなく・・・、寒々しい海景色が見えました。
けれど浴室内は共同浴場(石鹸やタオルなど販売されています)というだけあって、
ご近所の方々でいっぱいで、温かい井戸端会議が繰り広げられていました。

男性風呂もご近所の方だけだったようですが「白良浜から絶対立つと丸見えになる!」とここでも恥ずかしがる?夫の姿・・・。
夏場は海水浴客でもにぎわう温泉ですが、塩化物泉なので、
日に焼けた身体にはヒリヒリしみるので気をつけた方がよさそうです。
白良浜のほぼ中央に見える、水着で入れる?白良浜の露天風呂しらすなは、15:00で終了していて入れず残念でした。

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その後白良浜沿いの道を歩いて、ホテル三楽荘の畳敷きの温泉に入りました。
ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の八百万(やおよろず)の神々が集う
湯屋の「油屋」の世界に入り込んだような気がした段差のある浴槽や、
やわらかく足裏の心地よい畳敷きのお風呂は楽しかったです。

帰りに白良浜に通った時には、冬の間だけのお楽しみのイルミネーションイベントが、
17:00よりライトアップされて行なわれており、全く違う夜の輝きを見せてくれました。
続いては柳橋通りや銀座通り?にある無料の立ち寄り足湯へ・・・。

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柳橋足湯(やなぎばしあしゆ)は、柳橋通りと銀座通りの交差点の角にあり、
白浜銀座足湯横丁は、足湯をしながら食事も出来るオープンカフェスタイルだったので、
これからの季節や人が多いと楽しめそうです。

こちら↑の大きな釜は、武蔵坊弁慶が生まれた時に使っただろう産湯の釜をイメージしたもののようで、
弁慶が田辺(たなべ)生まれだとする考えは、地元では広く信じられているそうです。
JR紀伊田辺駅前に弁慶像が立てられていたり、田辺市の街中には弁慶の腰掛石、
復元された産湯の井戸や熊野古道の道わけ石など、弁慶ゆかりの史跡が数多く点在しているよう。

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この日は平日の夕食時で、観光客もほとんど見かけない、ひっそり静かな白浜の町でした。
兎夫は、たくさん他にも外湯(車で行くなら、
梅樽温泉のホテルシーモア・豪華なホテル川久・絶景露天風呂の千鳥の湯 海舟なども)や
足湯に寄ってみたかったようでしたが、夕食の時間がなくなりそうで断念し、
最後の立ち寄り湯は、宿泊ホテルのお隣の白良荘グランドホテルへ・・・。
こちらも大浴場から"白良浜"を一望でき(どのお部屋からも!!)広くて、
洋館風の新しい建物で高級感もあり、本当にゆっくりとくつろげる温泉でした。
それぞれに趣があり、趣向の違う3ヶ所の外湯を楽しめました。

続いて宿泊中のホテルの温泉!の前に夕食へ・・・。
バタバタしていて、結局白浜町の地ビールのナギサビールを呑めなかったのが、少し残念でした・・・。

■後記■

f0221708_20394895.jpgよく見ると、白良浜の砂に足が埋もれて絡まり、
今にもまた転倒しこそうな私・・。ここでは転倒しても、
雪のような白い砂がクッションとなり安全ですが・・・。
「寒くないですよ。」というホテルの方の言葉を
鵜呑みにして、実は夫は裸足に下駄で、
白良浜も外湯めぐりもしていました。
かなり寒くて大変だったようですが・・・。



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by tukimi-kai | 2011-02-04 16:36 | 和歌山2011 | Trackback | Comments(4)
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Commented by いなひで at 2011-02-05 00:56 x
キミさん、こんばんは。

一番上の海のお写真、「白良荘からでは…?」と思ったんですが、やっぱりそうなんですよね?
20代の頃、一度だけ会社の同僚たちと泊まりに行ったことがあります。

あと、ちょうど白良荘グランドホテルの浜をはさんで対面あたりにある「柳屋」に泊まったことがあるので、大体の景色で分かりました♪

海はきれいだし、温泉は気持ちいいし白浜はいいところですよね。

白良浜って、たしか木村拓哉さんのドラマで「ハワイ」の設定で使われたんでしたよね?
それだけ美しい浜なんですよね。

ではでは、白浜紀行続き待っております!
Commented by tukimi-kai at 2011-02-05 14:40
いなひでさん、こんにちは。
残念ながら上の写真は、そのお隣で宿泊した「紀州・白浜温泉のむさし」の12階から撮影したものなのですが、たぶん「白良荘グランドホテル」からも、同じ景色を見れるのですね。懐かしい風景を見てもらえて良かったです。
「白良荘グランドホテル」も歴史あるホテルのようで、
天皇陛下がお泊まりになられたり、1993年10月1日にリニューアルオープンされて新しくなったようで、リンクして見てみました。
「柳屋」からの景色も絶景だし、温泉の泉質もよさそう。

「ハワイ」の設定で「白良浜」撮影されていたなんて驚きますが、
白浜市は2000年に、ホノルル市のワイキキビーチとの友好姉妹浜の提携を結んでいるようで、ポイ捨て禁止の条例も制定されているとか・・・。
実は和歌山県が1989-2005年まで波や開発によって減ってしまった砂浜を復活させる為、オーストラリアの砂を投入したそうですが、現在はそれを維持しているようです。
いなひでさんのお陰で、気になっていたことがすっきりできたり、
知らない白浜の情報を教えていただけありがとうございます。
白浜紀行もう少しなので、頑張って更新しますね。お楽しみに♪

Commented by いなひで at 2011-02-05 15:18 x
またお邪魔です(笑)

あら、「むさし」からでしたか。むさしも独身時代、家族で一度だけ泊まった事があったんですが、景色はすっかり忘れてました(汗
むさしもいいお宿ですよね♪

白良荘グランドホテルは少しお高目なんですよね~。なので一度限りです(笑)
柳屋は、貸し切り風呂も広くて使いやすく、従業員さんも親切な方が多かったです。
もう4~5年前なので、また変わってるかもしれませんが…

白浜のプチ情報、教えていただきありがとうございます♪
色々勉強になりました!

キミさんの旅ブログは読みやすいし、その土地の事が分かりやすいので楽しみです♪
Commented by tukimi-kai at 2011-02-05 20:51
いなひでさん、度々ありがとうございます。
いろんなホテルにお泊りになられていて、すごいですね。
全く白浜は分からぬまま、何となくむさしに宿泊先を決めて、
湯めぐりパスポートで、多くのホテルを満喫できた気がしました。
また次回行く際の参考にさせていただきますね。

旅の記録は、本当に日記の代わりで・・・。
こうしてblogを更新する為に、雑誌やパンフレット、
看板や気になった情報を調べたり、新たに発見したり、
その時の状況を思い出して、楽しみながら書きとめ残そうとしています。
いなひでさんのように、お一人でもそんな風に
感じて下さる方がおられて、励みになります♪






大好きな旅のように、      自分の人生=日々の暮らしをも楽しみたいです。


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