コーヒー・ケアでゆっくりした後、優しいmitsuさんの案内で次に向かったのは・・・、
夫リクエストの、太平洋戦争終結50周年を記念して1994年に建設された公園 アメリカン・メモリアル・パークです。
ガラパンの中心に位置する緑豊かな公園で、ホテル街からも近いので、散歩のように歩いていくこともできます。
けれど、こちらは第二次世界大戦におけるサイパン戦の犠牲になったアメリカ人と現地人のための追悼施設・・・。
広大な敷地内は、美しく整備されアメリカ軍戦没兵慰霊碑やイベント等に利用されるホールもあるそうです。
今回の旅行中はハロウィンの催しが行なわれていましたが、アメリカ独立記念日にもイベントが行なわれるのだとか。
その敷地内の道路近くに、2005年にオープンしたビジターセンターがあり、こちらはサイパンに行かれ時に、一度は訪れていただきたいところ・・・。
このオープンの記念式典に、天皇皇后両陛下もご出席の為、
初めてサイパンへ来られた様子が、サイパンビジターズチャンネルで何度も放映されていました。
「雨が振っていましたが、傘もささずにご出席されていました。」と・・・。
施設内には、米軍のサイパン島侵攻の事実や、サイパン島占領後の日本兵の生活等の、
貴重な資料や写真や戦時中の生活道具などが展示されてあり、希望すると『第二次世界大戦について』の21分のドキュメント映画も上映してくださり、目や耳で実際に感じとり、当時の情景を思い浮かべることができます。
『戦跡の歩き方』でもご覧いただけます。お世話になります。
続いて向かったのは、mitsuさんご希望の北マリアナ博物館・・・。
こちらで展示してあるものは、南洋興発会社の初代社長として、マリアナ諸島の開発に尽力された松江春次氏に関するものだそうです。
松江春次氏は"砂糖王(シュガーキング)"として、現在も"サイパン島発展の功労者"として現地の方からも尊敬されておられるよう・・・。
日本人としても誇らしく嬉しく、そういう方がおられた事で、
こうして現地の方も好意的に日本人を迎え入れてくださったり、サイパンに観光できたりするのだなと思いました。
残念ながら、この日は北マリアナ博物館は休館になっており、中には入れなかったのですが、
『戦跡の歩き方』で拝見させてもらえました。かつては日本病院だった跡の建物を改装し、
1998年に博物館としてオープンしたそうで、建設された1926年当時は、ミクロネシアでは最も近代的な医療機関だったのだそう・・・。
博物館としての規模は小さいものの、サイパンや北マリアナ諸島の歴史的な写真や絵画を中心に、
貴重な展示品が並んでおり、こちらでは旧日本軍が制作したという貴重な8mm映画の上映もあるようで、
実際に見てみたかったと思います。
写真の大樹は、「この木なんの木」「日立の樹」としても有名なモンキーポッドですが、
日本名は、熱帯アメリカ原産のネムノキ科ネムノキ属の常緑高木で、レインツリー・アメリカネムノキ(亜米利加合歓木)です。
なぜサイパン島に堂々と根を張り、大樹として生きているのか・・?
こちらもよければご覧くださいね。
もう一つの驚きは、戦後65年たった今も、ふきざらしの熱帯の気候にも関わらず、
高台にある灯台跡やこの日本病院跡と、その前にあるこちら↑の旧日本軍の弾薬庫?跡も、
生々しい戦跡ではあるけれど、外観もしっかりと朽ちることなく残っていること・・・。
戦時中の日本のコンクリートや建物に関する建築の技術の高さが伺えます。
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夫リクエストの、太平洋戦争終結50周年を記念して1994年に建設された公園 アメリカン・メモリアル・パークです。
ガラパンの中心に位置する緑豊かな公園で、ホテル街からも近いので、散歩のように歩いていくこともできます。
けれど、こちらは第二次世界大戦におけるサイパン戦の犠牲になったアメリカ人と現地人のための追悼施設・・・。
広大な敷地内は、美しく整備されアメリカ軍戦没兵慰霊碑やイベント等に利用されるホールもあるそうです。
今回の旅行中はハロウィンの催しが行なわれていましたが、アメリカ独立記念日にもイベントが行なわれるのだとか。
その敷地内の道路近くに、2005年にオープンしたビジターセンターがあり、こちらはサイパンに行かれ時に、一度は訪れていただきたいところ・・・。
このオープンの記念式典に、天皇皇后両陛下もご出席の為、
初めてサイパンへ来られた様子が、サイパンビジターズチャンネルで何度も放映されていました。
「雨が振っていましたが、傘もささずにご出席されていました。」と・・・。
施設内には、米軍のサイパン島侵攻の事実や、サイパン島占領後の日本兵の生活等の、
貴重な資料や写真や戦時中の生活道具などが展示されてあり、希望すると『第二次世界大戦について』の21分のドキュメント映画も上映してくださり、目や耳で実際に感じとり、当時の情景を思い浮かべることができます。
『戦跡の歩き方』でもご覧いただけます。お世話になります。
続いて向かったのは、mitsuさんご希望の北マリアナ博物館・・・。
こちらで展示してあるものは、南洋興発会社の初代社長として、マリアナ諸島の開発に尽力された松江春次氏に関するものだそうです。
松江春次氏は"砂糖王(シュガーキング)"として、現在も"サイパン島発展の功労者"として現地の方からも尊敬されておられるよう・・・。
日本人としても誇らしく嬉しく、そういう方がおられた事で、
こうして現地の方も好意的に日本人を迎え入れてくださったり、サイパンに観光できたりするのだなと思いました。
残念ながら、この日は北マリアナ博物館は休館になっており、中には入れなかったのですが、
『戦跡の歩き方』で拝見させてもらえました。かつては日本病院だった跡の建物を改装し、
1998年に博物館としてオープンしたそうで、建設された1926年当時は、ミクロネシアでは最も近代的な医療機関だったのだそう・・・。
博物館としての規模は小さいものの、サイパンや北マリアナ諸島の歴史的な写真や絵画を中心に、
貴重な展示品が並んでおり、こちらでは旧日本軍が制作したという貴重な8mm映画の上映もあるようで、
実際に見てみたかったと思います。
写真の大樹は、「この木なんの木」「日立の樹」としても有名なモンキーポッドですが、
日本名は、熱帯アメリカ原産のネムノキ科ネムノキ属の常緑高木で、レインツリー・アメリカネムノキ(亜米利加合歓木)です。
なぜサイパン島に堂々と根を張り、大樹として生きているのか・・?
こちらもよければご覧くださいね。
もう一つの驚きは、戦後65年たった今も、ふきざらしの熱帯の気候にも関わらず、
高台にある灯台跡やこの日本病院跡と、その前にあるこちら↑の旧日本軍の弾薬庫?跡も、
生々しい戦跡ではあるけれど、外観もしっかりと朽ちることなく残っていること・・・。
戦時中の日本のコンクリートや建物に関する建築の技術の高さが伺えます。
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by tukimi-kai
| 2011-01-18 19:20
| サイパン2010
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