毎年節分が終わって、新しい年の始まりに我が家で訪れるところ・・・
日本最古の厄除け霊場・厄除け祈祷の名刹 大本山松尾寺です。
718年天武天皇の皇子 舎人(とねり)親王 が、日本書紀の無事完成と42歳の厄除けの願いをかけて建立させたとか・・・。松尾山神社や弘法大師が自ら刻まれた七福神なども祀られ神仏習合の古刹です。おすすめは、本当はこんなお姿だったのではと思う聖徳太子の像です。
はじめにこちらで↓厄除け祈祷の申し込みと記帳をし、祈祷やお詣りの順番の説明を聞き、お布施(壱萬円以上) をおわたしします。
その後、本堂で祈祷をして頂き、神社や寺内を廻り、最後に厄除けの鐘を必ず撞いて帰ります。最初の頃は、寒いししてもしなくても変わらないと渋っていた猫夫も今では最初から最後まで赤黄のタスキをずっと首に巻いてまんざらでもない様子・・・。
穢れや厄が抜けていくような祈祷の声にお線香の香りや煙、時々響く年季の入った鐘の音、厄除けに来た人同士の一体感・・・仏教を信じてきた日本人の心を呼び起こしてくれるような空間は、懐かしくさえ感じさせてくれる貴重な時間でした。
訪れるきっかけになったのは7年前・・・
「今年は本厄だから、厄除けは早く行っておいたほうがいいよ!」という職場の上司の忠告をあなどっていた結果、事故に遭い、半年近くその処理のため、ノイローゼやうつ状態を経験することに・・・。さらに長年の心身のストレスが原因で、今の病気も発症してしまいました。そこで救いを求めたのがここでした。
まずは自分の知識と行動力・・・そして周囲の人の力や厄除け祈祷など、頼れるものの力を借りること・・・人は一人では生きていけないのだから、辛いしんどいどうしようもない時は救いや助けを求めてもいいと思います。
というわけで・・・前厄・本厄・後厄の二人分の繰り返しで7年間こちらにお世話になりました。発症した病気も寛解と悪化を繰り返しながら快方に向かっています。負の経験で学んだことは多いです。人の冷たさと伴にありがたみや優しさ、痛みや辛さと伴に普通に動け生活できることの幸せ等々・・・すべては人を成長させてくれるための経験だったようにも思います。今年を最後に厄除けの祈祷とも少しの間お別れです。
毎年冬に我が家のベランダに訪れる、バナナやお米目当てのヒヨドリやスズメ・・・今年はみかんをおいた時、偶然にもメジロが来てびっくりしました。はじめは鶯と間違えてしまいましたが・・・こちらは新しい年の始まりに嬉しいお客様でした。
最後までご覧いただきありがとうございます。
日本最古の厄除け霊場・厄除け祈祷の名刹 大本山松尾寺です。
718年天武天皇の皇子 舎人(とねり)親王 が、日本書紀の無事完成と42歳の厄除けの願いをかけて建立させたとか・・・。松尾山神社や弘法大師が自ら刻まれた七福神なども祀られ神仏習合の古刹です。おすすめは、本当はこんなお姿だったのではと思う聖徳太子の像です。
はじめにこちらで↓厄除け祈祷の申し込みと記帳をし、祈祷やお詣りの順番の説明を聞き、お布施(壱萬円以上) をおわたしします。
その後、本堂で祈祷をして頂き、神社や寺内を廻り、最後に厄除けの鐘を必ず撞いて帰ります。最初の頃は、寒いししてもしなくても変わらないと渋っていた猫夫も今では最初から最後まで赤黄のタスキをずっと首に巻いてまんざらでもない様子・・・。
穢れや厄が抜けていくような祈祷の声にお線香の香りや煙、時々響く年季の入った鐘の音、厄除けに来た人同士の一体感・・・仏教を信じてきた日本人の心を呼び起こしてくれるような空間は、懐かしくさえ感じさせてくれる貴重な時間でした。
訪れるきっかけになったのは7年前・・・
「今年は本厄だから、厄除けは早く行っておいたほうがいいよ!」という職場の上司の忠告をあなどっていた結果、事故に遭い、半年近くその処理のため、ノイローゼやうつ状態を経験することに・・・。さらに長年の心身のストレスが原因で、今の病気も発症してしまいました。そこで救いを求めたのがここでした。
まずは自分の知識と行動力・・・そして周囲の人の力や厄除け祈祷など、頼れるものの力を借りること・・・人は一人では生きていけないのだから、辛いしんどいどうしようもない時は救いや助けを求めてもいいと思います。
というわけで・・・前厄・本厄・後厄の二人分の繰り返しで7年間こちらにお世話になりました。発症した病気も寛解と悪化を繰り返しながら快方に向かっています。負の経験で学んだことは多いです。人の冷たさと伴にありがたみや優しさ、痛みや辛さと伴に普通に動け生活できることの幸せ等々・・・すべては人を成長させてくれるための経験だったようにも思います。今年を最後に厄除けの祈祷とも少しの間お別れです。
毎年冬に我が家のベランダに訪れる、バナナやお米目当てのヒヨドリやスズメ・・・今年はみかんをおいた時、偶然にもメジロが来てびっくりしました。はじめは鶯と間違えてしまいましたが・・・こちらは新しい年の始まりに嬉しいお客様でした。
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by tukimi-kai
| 2010-03-21 17:47
| 奈良
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