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南都八景 南円堂の藤

楽しみにしていた?連休があっという間に終わってしまいました。
お休みだった方は家族孝行や遊び疲れに、
お仕事だったという方は、大変お忙しい時を過ごされ連休疲れが出てはいないでしょうか…?

奈良へ行った帰りに、あちこちに自然のヤマフジが咲いているのを見て、もう見頃を迎えているかなと思い、
興福寺・南円堂に立ち寄ってみました。
夕暮れ時で、自然の花とは思えない程きれいな紫のの花が満開でした。

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帰ってから「南円堂の藤」をネットで検索してみて、ご存知の方も多いと思いますが、初めて「南都八景」と云う言葉を知りました。

11世紀頃の中国で北宋の文人画家・宋迪が「瀟湘(しょうしょう)の八景」を選び、
『瀟湘八景図』を描いたことからベスト8 の景色を画題にすることが始まったそうで、
それが日本に伝わり、鎌倉時代後期から「八景」が始まったそうです。

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「南都八景」は、室町時代に足利義政にお供をして春日詣でに来た京都相国寺の鹿苑院蔭涼軒主が
記した『蔭涼軒日録』(1465(寛正)6年9月26日の条)から、僧・季瓊真蘂が選定したという、
8つの南都の名勝地を記したものが、最初に登場する公式記録の文献のようです。
そこから、江戸時代に入り、奈良観光機運により、八景は名所絵図や観光本に多く採用されるようになって
「南都八景」が定着し広まったそうです。

南都八景の場所は、今ではハッキリしないものや、現存しないもの(轟橋・雲井坂など)もあるようですが、
「東大寺」「春日野鹿」「南円堂」「猿沢池」「佐保川」「雲居坂雨」「轟橋旅」「三笠山」と
『蔭凉軒日録増補』に記載されてあり、南北朝時代の和歌を付して、絵図にされることも多くあったようで、
その時代から次の時代へと受け継がれていた、奈良を代表する季節や風情を感じる景色であったことがうかがい知れます。

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また南円堂は、Wikipediaより、
813(弘仁)4年、藤原冬嗣が、藤原氏の氏寺である興福寺に、父・内麻呂の冥福を願って供養のために
創建した八角堂で、西国三十三箇所の九番札所です。
藤原氏の家紋は下がり藤なのですが、お堂の前には、それを象徴するかのような美しい藤棚が作られているのだそうです。
現在の建物は、1741(寛穂元)年、立柱の再建で、創建時のご本尊は、もと興福寺講堂に安置されていた不空羂索観音像です。
またそのご本尊を囲むように、法相六祖像、四天王像が安置されているそうです。

連休中は南円堂内だけでなく、北円堂もが特別公開中でしたが
(2013年4月12日(金)-2013年6月2日(日)9:00- 17:00 (金・土・祝日は18:00まで)※券売は終了30分前まで)
拝観時間が過ぎていると思っていて、今回もお会いできず残念でした…。
拝観料は南円堂・北円堂の2か所共通券が一般 ¥1,200でその記念品も魅力的です。

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猫夫が何やら発見!!我が家のシークヮサーとそっくりなその実と多くの白い花の蕾は… (たちばな)でした。
日本に古くから野生していた日本固有の柑橘の果物でもあり、その実や葉・花は、
文様や家紋のデザインに用いられ、近代では勲章のデザインに採用されていることがよく知られていますが…。
こちらは、藤原不比等の政治活動を支えた夫人・県犬養三千代(あがた(の)いぬかい の みちよ=橘三千代:
665(天智4)?年-733年2月4日(天平5年1月11日)奈良時代前期の女官)が、橘姓のシンボルでもあったことと関係があるのかと思われます。

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奈良の自然に咲いていると思える花や植物には、必ず辿っていくと歴史があり、奥深さを感じる夕暮れ時の発見でした。
藤の花は今が満開の見頃ですが、こちらの橘はまだまだはこれからが花満開の見頃かもしれません。

橘の花も、シークヮサーの花のように、ポンと言う音が鳴るように?ポップコーンがはじけるように咲く!?のか楽しみです。
その様子は以前の記事梅雨入り シークヮサーの花と虫と・・・でよければどうぞご覧ください。


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連休中の写真を整理中…。
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by tukimi-kai | 2013-05-07 11:53 | 奈良 | Trackback | Comments(2)

奈良散歩*鹿と桜と二月堂

新緑がまぶしく、暑すぎず寒すぎない絶好の行楽シーズンが始まりましたが、
皆様ゴールデンウィークはどちらに行かれましたか?行かれる予定でしょうか?
または関係なくお仕事という方はお疲れ様です。

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3月末に訪れた奈良散歩の続きですが、今回で最終回ですので、よければお家でゆっくりという方は、
かなり長いですがさらっといきますので、お付き合いくださると嬉しいです。

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枝垂れ桜が満開の氷室神社に、新緑と桜と鹿さんたちと戯れた奈良公園を訪れた後は、
夕暮れ時となり、前々からゆっくり行ってみたかったところへ…。
こちらの手向山神社の方は訳あって今回はお詣りできず、その先のすぐそこの…、

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奈良の早春の風物詩である"お水取り"の行事が行われる建物として知られる、東大寺二月堂(とうだいじにがつどう)…。 
少し邪魔なカメラマン猫夫がいるのでよけてもらって…、

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Wikiより「"お水取り"は正式には修二会(しゅにえ)といい、8世紀から連綿と継続されている宗教行事である。
二月堂は修二会の行事用の建物に特化した特異な空間構成をもち、17世紀の再建ながら、
修二会の作法や習俗ともども、中世の雰囲気を色濃く残している。」と…。

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修二会では"大松明"が有名ですが、この期間は、冬の寒さと多くの人で私は近寄れないので、
ゆっくり拝観するにはこの時期でよかったのかもしれません。階段を上がって…、

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みんなが見ているその先には…、

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雲に隠れて、黄砂に花粉?PM2.5?で、靄(もや)っているちょっとがっかりな夕暮れ時の風景でした。

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こんな奈良時代の日もあっただろうし、ここから見る景色の多くは、あまり変わらない景色なのかもと、
いにしえの昔に想いを馳せ…、

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「奈良時代(8世紀)創建の仏堂。現存する建物は1669年の再建で、日本の国宝に指定されている。」
建物をじっくり拝観したいと思いました。

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が…猫夫…、案の定兎夫に代わり、かなり急ぎ足で二月堂を回って階段を下り、
すでに姿が見えないと思ったら、桜を見つけて撮影中…。

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ゆっくり休憩して、お茶をいただきたいと思っていたところは…、16:30で終了していたので、
外から撮影させてもらい、仕方なく、夕焼けの景色と休憩プランの次のリベンジを誓って、階段を下りました。

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四季折々の奈良の風景を気軽に見せてくれるだろうと思った二月堂…。


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ちょっとうっとり撮影し、先をどんどん急ぐ兎夫に追いつこうとしていたその時…、

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案の定、久々に足がもつれて?こけてしまいました。
東大寺の鐘楼に向かう石段(通称:猫段)で転ぶと、来世で猫になるという云い伝えがあり、
ホッとしたのと、ここでこけた事にはどういう意味があったのだろうと思って起き上がり、
全く身体に傷一つなく、携帯カメラも傷つかず、逆に不思議に感じてしまったのでした。

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「二月堂本尊の十一面観音に対して自らの過ちを懺悔し、国家の安定繁栄と万民の幸福を祈願する十一面悔過(けか)法要」が毎年行われています。

More 続きにやっと桜と鹿…。
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by tukimi-kai | 2013-04-29 02:09 | 奈良 | Trackback | Comments(4)

奈良散歩*鹿と桜と奈良公園

夏日のように続いた暖かさのお陰で、1週間の短い期間に若葉がムクムク芽吹き、
山々がきれいな新緑の色へと変わり、一番植物たちが元気な季節へと移り変わってきました。

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近所では花水木の花が可憐な花を咲かせ、小さなベランダ庭では葡萄の若葉も気が付けば吹き出して、
奈良では藤の花が咲き始めたとか。

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3月末に訪れた奈良散歩の続きですが、よければお付き合いくださいませ。
枝垂れ桜が満開の氷室神社を訪れた後は、東大寺前の参道を通り、奈良公園方面へ…。

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大きな桜の木の下や近くでは、多くの方が足を止め、満開の桜にうっとり見とれ、また鹿たちの行動に注目していました。
鹿さんたちも、出始めた芝の新芽をたらふく食べて、参道近くでは、"鹿せんべい"に眼もくれずうっとりお昼寝…。

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川のせせらぎに、身をゆだねるように、桜を求めて奈良公園の方へ…。

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まだこの辺りでは椿も咲いていたけれど、木陰の散歩道を過ぎると、サァーと視界が広がり、新緑の奈良公園が目の前に…。

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その広々と心も解放される奈良公園で遊ぶ人や、公園を取り囲むように、
桜の低木があり、満開の桜のお花見をのんびりゆったり楽しんでいる多くの方の姿も…。

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知る人ぞ知る、奈良公園の敷地一帯は、世界遺産の一部であり、
奈良では、吉野山・郡山城跡と同じく「日本さくら名所100選」にも選ばれている地…。

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桜の見頃は、3月下旬-4月下旬で、約1700本のソメイヨシノ→ナラノヤエザクラ・ナラノココノエザクラが楽しめるそうです。
そして、「桜はどこ?鹿はどこ?どこから攻めていこうか???」と1人佇む猫夫の姿…。
私は満開の桜めがけて、テクテクと奈良公園を横切り、若草山の麓へ…。

More 鹿たちと戯れる…!?
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by tukimi-kai | 2013-04-20 22:09 | 奈良 | Trackback | Comments(2)

奈良散歩*鹿と桜と氷室神社

満開を迎えた桜の花も、先週の"春の嵐"で…、あっという間に葉桜となってしまいましたが、
その前の3月30日(土)に桜の季節を楽しみたいという、猫夫の急な要望に応じるべく、
奈良をぶらりとお散歩しましたので、その様子を綴っておきたいと思います。

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かなり疲れていたので、今回は車で奈良まちセンターの駐車場(1時間200円)へ駐車してからのスタートです。
かわいい鹿さんたちに先導されて、始まった鹿散歩も、行き先が違い…、すぐに終了…。
少し駐車料金が気になりつつ、いつもながら足早に進む猫夫に付いていきましたが…。
長い時間ゆっくり奈良を散策されたい方は、近くのタイムズや奈良県庁駐車場で、
1日や5時間1000円の駐車場でも妥当な料金かと思います。

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先日のニュースでは、多くの方が観光に来てもらえるよう、
春秋の行楽シーズンの土・日・祝日を期間限定で(今回はGW期間中)、奈良市役所の駐車場が、無料で解放され、無料レンタサイクルも利用できるとか。

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興福寺を通り、国立博物館の方へ…。
ちらほら桜も見えますが、なかなか満開の桜には出会えず…。

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鹿さんたちが、一生懸命夢中で食べているものは、名物"奈良茶飯"の出がらし!?美味しい!!お茶っ葉です。
そして、多くの鹿さんたちが集まってくつろいでいるところへ…。


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この場所は…??
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春日東西両塔跡(かすがとうざいりょうとうあと)でした。

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少し休憩をするため、なら仏像館と国立博物館の東新館・西新館を結ぶ全長150mの連絡通路の地下回廊へ…。
観覧者以外でも自由に入ることができる無料ゾーンで、ミュージアムショップ(博物館のオリジナルグッズ)やレストランがあります。

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地下回廊からエレベーターか階段で上へ上がると、なら仏像館の方の入出口があり、左へ出て、
横断歩道を渡ると…、一度この目で見てみたかった…氷室神社の枝垂れ桜が目の前です!!

More 氷室神社へ…。
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by tukimi-kai | 2013-04-14 02:23 | 奈良 | Trackback | Comments(0)

世界遺産 平城宮跡の自然と遺構を守る声を!

【後記】"平城宮跡を守る会"より、国交省による説明会で、工事続行の方針に変化はないようですが、舗装工事の入札にミスがあり、着工を延期することが明らかになったそうです。

詳細は下記の記事からご覧ください。

「市民との合意形成を」平城宮跡整備説明会(11月11日 産経新聞奈良版)
平城宮跡工事 入札ミスで着工延期 国交省説明会 舗装の透水性実験へ(11月11日 毎日新聞奈良版)
朝堂院広場舗装 着工延期 強行批判回避か 国交省、住民ら対象の説明会で明らかに(11月11日 ニュース奈良の声)

説明会参加者からは「景観や自然が壊れる」「文化財への影響が否定できないなら無謀」などの意見が続出し、"平城宮跡を守る会"代表の寮美千子さん方が、約2万3500人分の反対署名を示し「市民と合意形成されるまでは工事を中止してほしい」と求めてくださいました。
また、地中の乾燥化を懸念する声があることから、舗装の透水性の実験をすることも発表されました。

まだまだ署名も募集中です。平城京天平祭(11月10-18日.10:00-16:00.イベントもあり)も開催中ですが、多くの訪れる観光客の方々や子供さんが、この地の素晴らしさを感じ、この世界遺産の平城宮跡の自然と遺構を守りたい!と考えていただけることを、切に願っています。11月13日
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"平城宮跡を守る会"より、
11月6日(署名開始から1ヶ月目)に、2万筆を超えました!近々第二弾として提出してくださる予定ですが、署名はまだまだ募集中です!

■街頭デモ
11月10日(土)12時-13時 JR奈良駅集合 どなたでもどうぞ
■国交省による説明会
11月10日(土)14時-奈良商工会議所5階大ホール 申込不要(定員150人)
 問合せ:0742-36-4327(国交省平城分室)
■イベント
11月11日(日)12時ごろ-14時 平城宮跡の舗装に抗議する大ピクニック 
どなたでもどうぞ
詳細はすべて⇒こちら   

舗装工事のための埋め立て工事が始まろうとしています!
お近くの方・観光客の方もできましたら、ご協力をお願い致します。
11月8日

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"平城宮跡を守る会"より、
受付開始から3週間で10000筆を突破したそうです!!また11月1日までで、総計17250筆!のご署名が集まり、近々第二弾として提出される予定です。ご協力くださった皆様、ありがとうございます!!

平城宮跡埋立て舗装工事についての国交省による説明会も行われることに…!! 詳細は⇒こちら
日時: 11月10日(土)13:30開場14:00-16:00
*開会中の出入りは控えてほしいとのこと
場所: 奈良商工会議所5階大ホール 奈良市登大路町36-2
(「近鉄奈良」駅1番出口より徒歩1分/JR「奈良」駅より徒歩20分)
料金: 無料 申込:不要
主催: 国営飛鳥歴史公園事務所 電話 0742-36-4627(平城分室) 


工事は変わらず進行しています。草木が1本も生えない舗装工事が、中止や変更されるまでご協力をよろしくお願いいたします。11月3日
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10月16日、平城宮跡朝堂院の埋立て舗装工事反対の署名(前日までの到着分4595筆.9kg!!)と要望書などを持って、"平城宮跡を守る会"代表の寮美千子さん・ならまち通信社の松永洋介さん・中村てつじ氏(参議院議員)らが、東京・霞が関の国土交通省と文化庁を訪れ、意見交換をされました。
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Ustreamの「平城宮跡埋立て問題 国交省・文科省との質疑応答と記者会見」記者会見も含め、IWJによる中継(1時間30分と長いですが、後半注目!)で、どちらの言い分が正しいのか確認してみてください。
「国民が動かないと(工事はそのまま続行)何も変わらない。」「それぞれにいろんなところで声を上げ、結果、連帯して世論をつくっていきたい。」という言葉が印象的でした。
その様子は、奈良新聞の記事に分かりやすく掲載されています。
*唯一TVで取り上げられ10月22日放送の番組をアップされた、YouTube映像もよければご覧ください。国を相手に、賛同してくださるマスメディアは少なく、コンパクトに分かりやすく(12分33秒)、すべてを伝えてくださっています。舗装工事をされて誰一人として観光客が訪れようとしていない難波宮跡や他府県の宮跡保存のあり方との比較も、感慨深いです。



*写真は、平城京遷都1300年祭の時の春と夏の様子で、工事が終了した第一次大極殿前の広場と、草木が茂る他の場所との比較です。イベントが行われている以外、砂ぼこりが激しく、夏は暑さが増す工事がされた第一次大極殿前の広場には、記念撮影以外多くの人は集まろうとはしません。
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3名の方が代表して、住人や市民の・・県民の国民の!声を代弁してくださっても、尚工事はそのまま続行すると言われる国交省の審議官と文化庁の文化財部記念物課長…。その会見で、知らなかった多くの情報も確認できました。
想像してみてください。イベントがなく工事がされてしまったら、全く住民も観光客もリピーターも寄り付かない訪れようとしない平城宮跡…。
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平成20年に計画され、実施が完了した国営平城宮跡歴史公園としてのシンボルゾーンとされる、第一次大極殿前の広場と同じように、真砂土に重量比4%のセメントを混ぜたソイルセメントで第一次朝堂院も固めてしまったら、植物の生えず、砂埃が立ち、観光客も全く来ない地になり、それまでのツバメやキジや多くの鳥達の餌場はなくなり、可憐な草花を一生見ることはできない地に変わってしまうのです。
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また、このソイルセメントは雨も通すことから、科学的な根拠はなく、国交省や文化庁の方は、遺構を保存するために必要な手段だと言われていました。けれど、工事の当初の計画の内容文に、土系舗装であるソイルセメントで覆うような記述はないようです。
工事を中断するか、遅延して住民の意見や要望に応じてほしいと訴える"平城宮跡を守る会"の代表に対して、お役所の方は、「もともと住民のものではなく、藤原宮とこの平城宮跡は特別で、国の直轄下で国民のものです。」と云われました。
ですので住民や市民だけなく、奈良県民日本国民が、平城宮跡の自然と遺構を守る声を!あげなければ守れるものも守れません。どうぞその声を署名として、届けてください!!
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署名は、11月までの埋立て中止を求め、10000筆を目標にまだまだ募集中です!
1.署名用紙をダウンロードして⇒署名用紙(PDF) A4用紙で印刷、
2. 声明文をよく読み⇒声明文 みなさんの署名を書いて
3. 郵便・メール便で送ってください。

送り先:〒630-8315 奈良市中辻町1-1-103 
ならまち通信社「平城宮跡を守る会」

*リンクやこの記事のコピーも自由で、拡散シェア&署名のご協力をどうぞよろしくお願い致します!
*街頭署名活動内容や個人署名活動用のツールもありますので、こちらを是非ご覧ください。⇒平城宮跡を守る会
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多くの自然の草花が残る草原を「雑草」といい、藤原宮跡と合わせて除草作業にかかる費用は年間1億円…。今回の工事は3億円…。ちなみに平城京遷都1300年祭を記念して復元された第一次大極殿は180億円!!だそうです。

除草作業費を失くす為の工事としか思えない言葉の数々に、どうしたらそのままの自然を守れるか?反対するからには考えなければなりません。最小限の道だけの工事として、真正面に第一次大極殿を見ながら進める通りと今のままの遊歩道に、そのままの自然を残したビオト-プのような公園にはできないものかなとも、勝手に考えています。皆様も一緒に一番いい方法を考えてみてください。
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1998年に登録された世界遺産 古都奈良の文化財は、奈良市街を囲むように点在する遺産物件8件(東大寺/興福寺/元興寺/唐招提寺/春日大社/春日山原始林/平城宮跡)と緩衝地帯を加えた総面積31.18平方kmです。
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その中の平城宮跡の遺産価値としては…、
「平城京の中枢として造営された宮城、平城京の地下遺構。1955(昭和30)年より発掘調査が始まったもので、往時の平城京の様子を知るうえで貴重な考古学的史料である。」そうです。

その世界遺産を守るため、今できることをあきらめず、続けていきたいと思います。


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*埋め立てが中止されるまでは、この記事がblogのトップページにくるように設定しております。

More あきらめない、署名活動…。
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by tukimi-kai | 2012-11-10 21:15 | 奈良 | Trackback | Comments(4)

署名活動 平城宮跡のこれから

10月11日18:00-偶然?見ていたTVNHK奈良のニュースで、奈良市の仲川市長が、平城宮跡の工事舗装に対する反対の声があり、市民への説明を求めた要望書を、国に対し提出されたことを知りました。

前日『世界遺産 平城宮跡〈埋立て・舗装工事〉の即時中止を!』と"平城宮跡を守る会" を発足された、代表の寮美千子さんが市長と面談された結果だとか。

詳しくは2012.10.12 02:08 産経ニュースより-「平城宮跡の広場工事 市民に経緯説明を 奈良市長が国交省に要望書」をご覧ください。

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「若草山から見た平城宮跡。市街地に隣接した緑地として大きな存在(2012年9月25日撮影)」
写真↑(クリックで拡大可)は、"平城宮跡を守る会"で掲載されていたならまち通信社さんのものをお借りしました。奈良県中南部にはまだまだ未開発な自然がいっぱい残っていますが、この写真のように奈良県北部は、大阪のベッドタウンや観光のための施設・道路交通網の整備によって、意外に自然は少なくなっているのが現状です。
・・・・・・・・
平成20年に国営平城宮跡歴史公園として、工事をすることが閣議決定までされた国の決定事項だから、あくまで中止や工事自体の変更は、無理なこと無謀なことなのでしょうか?

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緑地ゾーンとして動植物の棲息している場所は保存されるものの、現在*第一次朝堂院の広場整備の工事をしている第一次朝堂院跡を、すべて植物の生えないただの土とコンクリート(真砂土に重量比で4%のセメントを混ぜたソイルセメント)で固めてしまったら…、隣接する環境は変わり生態系も変化するのは明らかではないでしょうか。

こちら↑(クリックで拡大可)では、小さな範囲に見えますが、210mx260m=54600m2=5.46haと、実際に行かれたことのある方なら、その広大なグリーンの草原こそが魅力の一つだと実感していただけると思います。
そして緊急声明にも書かれている最大の懸念の、地下水の枯渇による埋蔵文化財の破壊も、問題です。

一人の力ではどうにもならないことも、多くの方の協力と熱意で変えることはできると信じて…、平城宮跡のこれからを考えて、署名活動があちこちで行われています。私も街頭には立てないものの、個人的に…。

国土交通大臣や文化庁長官あてに提出された緊急声明の署名は、一度目10月3日に120名、今回一般の方にも公に署名活動をされた署名は、第一弾として10月16日に提出してくださいます。そして今月末にも再度署名は提出される予定なので、賛同したい!署名活動に協力したい!!とお思いの方は、まだまだ他府県の方も署名活動に参加できますので、緊急声明文をご覧いただき、ご賛同できる方は下記までよろしくお願いいたします。

1. 署名用紙をダウンロードして⇒署名用紙PDF印刷し、
2. 声明文をよく読み、みなさんの署名を書いて、
3. 郵便・メール便で送りましょう。
(1封筒で80円切手を貼って、署名用紙4枚まで可能でした。)

送り先:〒630-8315 奈良市中辻町1-1-103 055.gif
ならまち通信社「平城宮跡を守る会」


•奈良県に限らず、どこにお住まいの方もご署名いただけます。
•未成年の方もご署名いただけます。
•随時取りまとめて国交省・文化庁に提出します。
10月15日までの到着分を第一弾として提出。
その後も継続されます!
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こちら↑(クリックで拡大可)は、国土交通省 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園 事務所平城分室が、平成20年12月5日に提出された*国営平城宮跡歴史公園の基本計画決定の施設計画の一部(別紙一番下)です。
国土交通省 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園 事務所平城分室へ電話をかけた時、このような計画だということを説明されましたので…、関心のある方は、一度確認してみてください。左下に小さく書かれた注釈には

「※この図は、現在宮跡内にある道路、鉄道、文化財の調査研究施設等が、条件が整い、全て移転、移設された場合を示しています。
※この図は、基本計画時点の図であるため、個別施設の位置、規模、形状等の詳細は、今後の設計を経て変更する可能性があります。なお、主園路に関し、調査研究成果に基づき往時の道路位置が明らかとなったところについては、原則としてそれを踏襲する考えでおります。
※「第一次朝堂院」及び「第二次朝堂院」は、現在、発掘調査・研究成果の進展により、「中央区朝堂院」及び「東区朝堂院」と呼ばれるようになってきていますが、本計画では、「特別史跡平城宮跡保存整備基本構想推進計画」の名称との整合を図るため、「第一次朝堂院」、「第二次朝堂院」と記しています。」
と書かれていました。

またこれからの平城宮跡がどうなるのか?国営平城宮跡歴史公園について詳しく知りたい方は、区画とゾーニングも載っていますし*こちらをぜひご覧ください。

More 署名活動…。
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by tukimi-kai | 2012-10-13 23:22 | 奈良 | Trackback | Comments(0)

緊急声明 平城宮跡の自然危機

世界遺産 平城宮跡(奈良県奈良市)で、工事が始まっているのは皆様ご存知でしょうか?

平城京遷都1300年祭の開催にあたって、第一次大極殿は復元され、平城宮跡全体の整備され、毎年春と夏に平城京天平祭と題してイベントが行われ、私たちも何度も足を運んだ所…。

そして、以前の自然な平城宮跡の姿が大好きで、このような工事が行われた後のイベントにも行かれていない奈良県民の方も多いようにも思います。その時点でも歴史的な発掘がなされながら、自然が破壊され、今また大規模な第一次朝堂院跡も工事が進められています。
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写真はすべて2012年5月4日に撮影したもの(朱雀門から踏切を渡り、大極殿への歩行中)で、今回工事が完了されると、映っている草原は(一番上以外の写真)すべて土系塗装となる予定なのです!新聞や現地説明会はなされてはいたものの、大勢の方が全く知らない間に工事が進められている!と驚き、これ以上の自然を破壊していくのか!と反対の声を上げています。

ネットを利用しない方には、伝わらないと思いますが、多くの方がblogで反対の声や不愉快な気持ちをつづっておられ、私もemirinさんの
平城宮跡の自然破壊! - 2012.10.04 Thu
平城宮跡の自然破壊! 2 - 2012.10.05 Fri
の記事を読み、賛同しました。

コメントにも書いたのですが、皆様にもぜひ知っていただきたく、載せておきたいと思います。一番下に【追記】の文があり、先に良ければそちらの記事をぜひご覧ください。
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「emirinさんと同じ「平城宮跡埋め立て舗装工事」に反対の気持ちが強く、思わず、国土交通省 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園 事務所平城分室へ電話をかけ詳細を訊ねました。

平成20年に国営公園として工事することが、文化庁でも協議し(ユネスコへの報告は文化庁がしているかどうか?)有識者にも了解を得たそうで、国でも閣議決定されており、それまでにも一般の方や奈良県庁にも了解は得ているとのことでした。

そしてその範囲は、第一次朝堂院跡の210m×260mの範囲でその計画は、こちらの別紙一番下だと云われ(言われた範囲より広い肌色の部分)、自然はできるだけ守り、できるだけ往時の状態に近づけるため、草木は生えないけれど、表面だけの学校のグラウンドのような状態になる工事とのことでした。

話を聞くと強い反対の気持ちが少し複雑になってしまい、私財を投じて保存・復元しようとする運動をはじめた棚田嘉十郎氏は、このことをどう考えられているのかなと思っています。
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緊急声明(↑クリックで拡大可)とほぼ同じ内容でしたが、実際に確認したく…、工事をするなら道路整備のような最低限の範囲だけでいいのではないかということや、反対の意見もたくさん出ていることを伝えました…。

(emirinさんがメールされた)MBSTVのVOICE憤懣本舗』の取材は来週のようで、その間にもどんどん工事は進み、TVしか見ておられない人にはこの事実は伝わらないものの、emirinさんの記事や行動は、人を動かす力となり素晴らしいと思っています。」

そしてこの時「北の方は、(大極殿の復元と平城京遷都1300年祭に合わせて行われた)すでに工事が済んでいる(シンボルゾーン)のですが…。」と言われた一言も…「その時は何の反対もなかったのに…。」とおっしゃられているようで実はすごく気になっていました。
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そして、公営公園となる工事をされたら、本当に多くの人(観光客や障害のある方も)が訪れ喜べるべきなのかなと考えもしましたが、実際奈良は自然の景色(自然な緑の草原や虫や鳥の動物とも)共存しているからこそ、奈良らしい風景に癒されたり、この自然や歴史的景観を残していこうと思えるのではないかとも思い、工事の広範囲に反対の気持ちが強くなり、抗議行動を起こされた寮美千子さんが「平城宮跡埋め立て舗装工事への緊急声明」に賛同することにし、先ほどメールを送りました。

詳しくはその声明文の載っているemirinさんのblogの記事をご覧ください。(一部抜粋させてもらいます)
メールの宛先は、info@narapress.jp
お名前、所属または肩書、居住都道府県と、任意で80文字以内のコメント。
賛同者の名簿とコメントは、国交省・文化庁に提出するほか、Webに掲載されます。

とのこと。80文字は実際本当に少ない文字数で2行ほどですが、多くの方の署名が、もしかすると工事の縮小や中止に繋がればと願っています。
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私自身が伝えたい事は…
「平成20年に国営平城宮跡歴史公園としての計画は決定事項で、変更できないと云えども、工事が終了している第一次大極殿の前の状態と同じように、第一次朝堂院跡にも工事されるのには反対です。今、第一次大極殿の前はイベントが開かれる以外は、観光客も全く来ない状況ではないでしょうか。

できる限り工事範囲は大通りのような道路のみの工事と最小限とし、草原の広がる地域を残していただきたいですし、温暖化対策として緑化し、逆に往時の植わっていたかもしれない樹木を植えることを希望します。(無理だとは思いながらも…)

工事が完成してしまうと、地下水脈に何らかの異変を起こし、遺跡を保護し残すことができない上、一番の被害は地域住民の及ぶのではないでしょうか?市民の方々の憩いの場所が無くなり、夏は放射熱が高く猛暑がひどくなり、花粉や黄砂に最近では大気汚染物質の浸透する土を失い、すべてが舞い上がり疾病になる可能性も出てきます。等々…」
と伝えたいところ、80文字以内でしたので、

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『世界遺産「平城宮跡」で始まった埋立て・舗装工事に抗議する緊急声明に賛同します。』
「第一次大極殿の前と同じように第一次朝堂院跡を工事される事に反対です。
工事範囲は大通りのような道路のみの工事と最小限とし、草原の広がる地域を残していただきたい。」
の79文字としました…。
この記事をご覧いただいた方だけでも、ぜひ早急に賛同していただければ嬉しいです。

また書かれていたこの範囲での工事の概要は、
「復原された建物等を中心とする歴史資産を最大限に活用した空間づくりを行い、往時の平城宮の様子が感じられるゾーンとし、往時を彷彿とさせるイベントや歴史学習プログラムの展開、朱雀大路から続く軸線の空間の活用等により、歴史・文化の体感・体験及び歴史・文化の教育・学習の機会を提供する。」
との事ですが、それならば工事が完了している第一次大極殿前だけでも十分な広さです。



夏の終わりには何万羽かのツバメのねぐらとなっている湿原地は、この工事はされず緑地ゾーンとして保存されるのかもしれませんが、年々減少してきているツバメがこの地を選んだのは、多くの昆虫たちが生息する餌場が近くにあるからと思い、その餌場が無くなろうとしていることに危機感を感じます。

また自然の残っている場所が広大な方が、子供の教育にはいいと考えられ、ここでこそ知ることができる、今と昔をつなぐ草原の地で、歴史だけでなく自然の素晴らしいさや心地よさに遊びの楽しさ…、放射能教育や自然環境汚染や破壊の恐怖を考えられるのではと思います。また今のままの自然な草原が無理であれば、奈良公園のような芝生にし、鹿を運ぶのは無理なので、ヤギにその芝生を食べてもらい、除草の費用を自然な形で平城宮跡を維持したり、ビオト-プとして多くの方の憩いの場所とすることも(夫案)考えていただきたいと思うのでした。

【追記】
emirinさんの記事『平城宮跡の自然破壊! 3 - 2012.10.07 Sun』より
世界遺産 平城宮跡〈埋立て・舗装工事〉の即時中止を!』と"平城宮跡を守る会" が発足され、他府県の方も署名活動に参加できます。
多くの方の賛同で、平城宮跡の自然は守れる可能性があると信じて、よろしくお願いします!!


よろしければこちら↓に「賛同したい…。」というあたたかいクリックをお願いいたします。クリックいただきますと他の方の奈良の方のブログもご覧いただけます。

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by tukimi-kai | 2012-10-07 00:08 | 奈良 | Trackback | Comments(0)

奈良日帰り旅*北町界隈の大人散歩

金環日食の事を載せたいところ…、途中の奈良日帰り旅の最終記事になります。
よければお付き合い下さればうれしいです。
奈良公園で、予想以上にきれいな新緑や雄大な自然&かわいい鹿の姿に感動した後は…、
現実にもどされ、帰る時間であることや足の疲れを感じて…、東大寺の方へ・・・・。
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大仏鋳造の際に宇佐八幡神を守護神として勧請し、749年に創建後(現在の本殿は1691年の再建)、東大寺の鎮守社として祀られている、手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)の鳥居が現れました。奈良市街東部の手向山麓に位置し、手向山は紅葉の名所としても知られているとか。
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そして振り返った西側には、夕暮れの東大寺と、柄の付いた鏡の形をした島がある事で名がついた鏡池が姿を見せてくれました。
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にぎやかだったお昼間の観光の時間は終わり、静寂の祈りの時だけが刻まれているかのような、夕刻から夜へと変わる時を迎えようとしています…。
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お気づきの方もいらっしゃると思いますが・・・、結局二月堂へ行くことは、時間や足の痛みであきらめ、次回ゆっくり訪れる楽しみに…。その代わり…、予測していなかった北町界隈の大人の楽しめるスポット巡り=大人散歩ができました。
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東大寺勧学院の土塀(下↓の写真)と東大寺ミュージアムの入っているの間の道を歩いていくと、北側に…、国宝の四天王像(持国天・増長天・廣目天・多聞天)が安置されてることでも有名な東大寺戒壇院の屋根や階段(上↑の写真)が見えます。
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そして、目の前の風情のある建物は、そばの味にも定評がある、そば処喜多原(旧店名そば処 よし川/11:00-16:00 売り切れ次第閉店/火曜日定休)…。
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「毎朝そばの実を石臼でひき、香り風味を大事にしています。奈良産の旬の野菜を使い油にもこだわった天ぷらは、サクサク感が美味しい。毎朝、蕎麦の実を挽くことで、香りと食感のいい蕎麦。蕎麦が提供されるまでの間、地酒とおつまみを楽しめる。」と食べログを見ると、次回来るときにはぜひ入って食べてみたいところだなと思いました。…ですが、猫夫は一番そばアレルギーが強いので、二人で来ることは無理そうです…。
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そしてまた少し南へ歩くと、立派な門構えの邸宅??が…。
こちらは、庭園と寧楽(ねいらく)美術館がある名勝 依水園(いすいえん/9:30-16:00/休園日:毎週火曜日.年末年始.盆休み/ 料金:大人650円/詳細はHPをどうぞ)で、このときはすでに閉園していましたが、お抹茶や和菓子に、うなとろ御膳(2800円)や麦飯とろろ(1800円)のお料理もいただけるようです。
前園は、『奈良坊目考』によると興福寺摩尼珠院(まにしゅいん)の別業があった所とされ、延宝年間(1670年代)、奈良晒業者 清須美道清が別邸として庭や建物を整え、後園は、明治32年に奈良の富商 関藤次郎の気宇にもとづき完成されたとか。
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そしてそのお隣にも万葉集にも詠まれた宣寸川(吉城川)に隣接されている庭園 吉城園(よしきえん/3月上旬-12月27日/9:00-17:00入園は16:30まで/入園料:大人250円/詳細はHPをどうぞ)がありました。こちらの「日本庭園は自然の起伏、曲線を巧みに取り入れて作庭されています。茶室東側は、杉苔でおおわれた閑静なつくりで、周囲には紅葉が植えられ、春は新緑、秋は紅葉が彩りを添えています。」と。そして、依水園と同じく江戸時代までは摩尼珠院があった所とされ、明治に奈良晒で財を成した実業家の邸宅となり、1919(大正8年)に現在の建物と庭園が作られたとか。企業の迎賓施設の時代を経て、昭和の終わりから現在は奈良県が所有し庭園を公開しているのだそうです。

その時代時代で所有者は変わりながらも、奈良時代から?手向山や三笠山を望み、宣寸川(吉城川)や水門町と云うだけある地下水脈が豊富に流れを利用した杉苔の庭などの庭園を大切にされてきたことが嬉しく思います。

この辺りは、以前猫夫が一人でうろうろ探索していたようで、今回できれば「庭園の中に入ってみたい。」と思っていたようなのですが、今回も思いは叶わず…。時間がある時や奈良でゆったり大人時間を過ごしてみたい方には、このような庭園めぐりも、奈良らしく情緒があり楽しいかもしれません。

More 県庁近くにあるものは…?
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by tukimi-kai | 2012-05-21 20:45 | 奈良 | Trackback | Comments(2)

奈良日帰り旅*奈良公園の新緑と鹿

東大寺ミュージアムの見学後、二月堂からの夕焼けを見たいと思い歩き出しましたが…。
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奈良県新公会堂の前を通って、こんなところにあったんだと確認してみたり…、
東大寺の参道に流れる吉城川(よしきがわ)?の少し上流を通って…、滝のきらめくせせらぎに癒されたり…。
けれど奈良公園は、歩けど歩けど、新緑の黄緑で彩られた芝が広がるばかり・・・。
 『奈良公園QuickGuide』の今日の奈良公園で画像をクリックすると、毎日の素敵な風景が見れます。
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道でないところを歩こうものなら、"鹿の糞"を踏む事も多いようで、ベンチに座り靴裏に付着してしまった"鹿の糞"をとっている親子の姿を何組も見かけました。けれど、この"鹿の糞"はフンコロガシによって分解され、肥えた良い土壌となり、新緑のこのノシバを育て、それをまた鹿が食べることで、鹿が存在し、奈良公園のきれいな新緑を維持できるのだそうです。特にボランティアの方のお話では、その土壌の保持、芝刈りの必要がないことで、100億円の経費が鹿により削減できているとか…。
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ようやく鹿さんたちの群れに、多くの人たちも集まっているところで、残っていた鹿せんべいを上げてみたものの、反応を示してくれるのは群れの中の若い鹿ちゃんだけでした…。
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東大寺の参道周辺と変わらず?皆こちらでも、人目(本当の人の目!)を気にせず、むしゃくしゃと、新緑の芝を夜に備え?夕食のように!一所懸命食べています。
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人間がその季節ごとに旬の野菜や魚介類を食べるように、鹿にもその季節季節で、必要な栄養源となる食べ物が自然界にあり、決められているかのようです。
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"鹿せんべい"に反応を示さない鹿を見たのは、この時初めてで…、驚くとともに、国の天然記念物に指定されている奈良の鹿も!野生の鹿!!であることを、改めて実感しました。

More 鹿の餌談議・・・・?
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by tukimi-kai | 2012-05-18 21:04 | 奈良 | Trackback | Comments(2)

奈良日帰り旅*東大寺ミュージアム

ゴールデンウィーク中、春の平城京天平祭を楽しんだ後は…、
今回私がどうしても行きたいと思っていた、東大寺ミュージアムへ向かいます。

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平城京天平祭が行われていた世界遺産の平城宮跡のエントランス広場(バスターミナル)から、
臨時で出ている「奈良観光周遊バス」(200円/回)で、JR奈良駅→近鉄奈良駅→奈良県庁前(奈良公園内)へまずは移動…。
奈良県庁の入り口でも動かないせんと君のお出迎えに、一応同じポーズを決める猫夫…。
せんと君は、奈良県職員(公務員&平城遷都1300年記念で生まれたゆる?キモかわキャラ!)でもあり…、
2012年の今年は、『古事記』編纂(へんさん)から1300年の節目で、
奈良の観光PRのために、烏帽子(えぼし)をかぶった奈良時代の官人姿に装いを変えたそうです。

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奈良県庁前に到着すると、
10分ほどして来た(木簡型1日フリー乗車券では乗り降り自由で500円/日.施設割引特典もあり)
「奈良公園ぐるっとバス」に乗継ぎ、次は奈良県庁前→(市内循環バスもありますので、
お疲れになられた方や足の不自由な方はご参考に)大仏殿春日大社前へ…。
そして、下車徒歩5分の東大寺へ向かうのですが、若草山や奈良公園の新緑が心地よく感じました。

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夕暮れ時でしたが、東大寺の参道では、さすがにGW中で、多くの方と行き交いながら…、
並んでいる露店に目を奪われたりも…。けれど多くの子供連れのご家族のお目当ては、鹿ちゃんたちとの戯れ…。

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私たちも久しぶりに、鹿せんべいを買い求め、いつものように猫夫も鹿さんたちの人気者のなろうと試みましたが…、
この季節の鹿さんたちはいっこうに鹿せんべいに目もくれず・・・むしゃくしゃと新しい芝の新芽を食べていました。
子供たちも口元まで一生懸命に鹿せんべいをあげて、ぷいっとそっぽを向かれがっかりしたりも…。

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そうこうして、南大門を抜けて、旧東大寺学園の移転に伴い、その跡地に昨年(2011年)10月10日に建設された、
東大寺総合文化センターの中の東大寺ミュージアムの前に…。

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入り口横では、東大寺ミュージアムと大仏殿共通割引券(大人:中学生以上800円.小学生400円.個人のみ)が販売されていました。
平城京天平祭を楽しんできた私たちには案の定時間がなく…、
今回は東大寺ミュージアムだけを目的としていたので、直接施設の入り口へ…。

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また東大寺の大仏殿と同じ、午前9時半から大仏殿閉門時間
(入館は30分前.11-2月:16時半/3月:17時/4-9月:17時半/10月:17時)までの開館時間ですので、ご注意を…。
私たちもぎりぎり30分前でしたが、その分館内はカフェスペース
(南大門を見ながら一服できます)以外は、人も多くなくてゆっくり見ることができ、よかったです。

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現在、東大寺ミュージアムでは、法華堂(三月堂)不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん/ふくうけんじゃくかんのん)立像(りゅうぞう)が、
宝冠修理のため(修理は終了して展示中)宝冠・光背・持物等を取り外した御姿で、
平成24年4月3日(火)-平成25年1月14日(日)まで公開されています。

More 東大寺ミュージアムで…。
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by tukimi-kai | 2012-05-15 20:57 | 奈良 | Trackback | Comments(2)


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