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秋桜畑と 唐古・鍵遺跡

先週末、実家に帰る車の中から(行くときからチェック)すぐ近くに見える、
ピンクや白に彩られたコスモス畑が目に入り、
国道24号線の道路沿いに無料の駐車場もあり、帰りに寄ってみることにしました。
いつかゆっくり訪れてみたいとは思っていましたが、よく通る付近であればあるほど、
いつでも寄れると思ってなかなか寄れないのが、奈良では多い近くの観光地や文化施設…。

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そこは、年に一回のこの季節だけのコスモス畑と一緒に見える、
奈良県磯城郡田原本町(しきぐんたわらもとちょう)にある、国の史跡に指定されている唐古・鍵遺跡(からこ・かぎいせき)…。

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田原本町HPより
「田原本町大字唐古から鍵にかけて所在する弥生時代の環濠集落遺跡である。
奈良盆地のほぼ中央、標高48~51メートルの沖積地に立地する。
1936・7年、国道敷設用採土に伴い唐古池底の調査がおこなわれた。
この時に出土した土器や木製品等は弥生時代の総合的な認識をもたらし、
畿内の土器編年の枠組みを作った。その後、発掘調査は1977年に再開され、2009年3月までに106次に達している。

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集落は、多条環濠を有し、大型建物や高床・竪穴住居、木器貯蔵穴、井戸、区画溝などの遺構で構成されている。
大環濠(内濠)は直径400メートルの範囲を囲み、外濠を含めた全体では約42万平方メートルの面積を占める。
出土遺物は土器、農工具・容器などの木製品、石鏃や石包丁などの石器、骨角器、卜骨などの祭祀遺物、
炭化米、種子、獣骨類など多種多様な遺物、さらには銅鐸の鋳型などの鋳造関係遺物、
褐鉄鉱容器に入ったヒスイ勾玉、絵画土器れた絵画土器など特殊な遺物も出土している。
これらの遺構・遺物から本遺跡は、近畿地方の盟主的な集落と考えられている。」

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『魏志倭人伝』に記されてある卑弥呼がいたであろう宮室も、このような楼閣であったような記述があったそうです。
その説明が一つ上の写真(クリックで↑拡大可)にありますので、よければご覧ください。
発掘されたその中の絵画土器に描かれた楼閣を復元したものが、この唐古・鍵遺跡のシンボルとなっているようです。
そのシンボルキャラクター楼閣くん(ろうかくくん)もできていて、"うどん脳"と違い、ちょっと愛嬌がありかわいいです…。

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出土した遺物は、田原本青垣生涯学習センター2階の唐古・鍵歴史ミュージアム
(アクセス地図はクリックで↓拡大可)に展示されているようです。
少し離れているところにあるのが残念で、今回も行けませんでしたが、こちらにはまたいつか行きたいです。

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そしてこの唐古・鍵遺跡を保存する目的で、平城宮跡と同じような公園の予定地となっているようで…。

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違うところは、元の自然の植物や桜等の樹木を植えて、住民や観光客もお散歩や遊べる地域に根差した
公園づくりをしようと田原本町がされてるところで、こちらは工事が進むといいなと、ふと思ってしまいました。

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藤原宮跡でも今が(今週は??)満開のコスモスが見れるようで、もともとそちらへ向かうのが目的だった方が、
「国道から見えてこちらによってみました。これから藤原宮跡へ行ってきますよ。」とお車で来られている方に…。
(昨年8月の記事「藤原宮跡 大和三山と秋桜と蝶」もよければどうぞ。)
ご近所の方で犬のお散歩やウォーキングをされておられる方、
仕事帰りにふらりとお車で立ち寄った方と…、コスモスに魅かれるようにみなさん次々と来られていました。

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ひまわりと同じように、太陽の向きに花の顔を向けるコスモスは、
秋風に吹かれてゆらゆら揺れて、普段でもシャッターを早く切りすぎて、ピンボケしてしまうことが多い私は
苦戦してしまいました。その時お会いした、ため息の午後さんのblog『奈良deため息』で、素敵な写真の数々もぜひご覧ください

楼閣とススキとコスモスと[花]
この広い野原いっぱい 藤原京① [花]
この広い野原いっぱい 藤原京② [花]

工事中の平城宮跡とは違い、藤原宮跡のコスモスも、ため息の午後さんの撮影で、
私とは比較にならないほど本当にきれいに咲いていることが伝わってきます。

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そしてふとこちらに来られておられる方だったら、自然がお好きで署名活動にも賛同していただけるのではないかと思い、
何かに突き動かされるように、一人署名活動をすることに…。
お花畑のようなコスモス畑を楽しまれておられる中、署名にご協力くださったり、
お話を聞いてくださった方がほとんど…。この場を借りて…本当にありがとうございました。
詳しくは「署名活動 平城宮跡のこれから」をどうぞ。

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本日より国立博物館では"正倉院展"(第64回.2012年10月27日-11月12日9-18時)が始まり、
奈良公園の登大路園地ではシェフェスタin奈良(4年目.2012年10月27日-11月11日10-17時)が開催中です。
秋の紅葉も始まり、ちらほら木々の種類によっては色づき始めました。朝夕はかなり冷え込みますが、
過ごしやすいこの季節、ゆっくりまったり奈良の観光地を訪れてみてはいかがでしょうか。
気持ちが安らぎ、自然を見てリフレッシュでき楽しめるかと思います。


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こちらのblogをご覧いただき、ありがとうございました。ランキングに参加中・・・。
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by tukimi-kai | 2012-10-27 12:25 | 奈良 | Trackback | Comments(5)

香川&徳島の旅*おか泉の釜あげ海老天

10月に入り、ぐっと朝夜は冷え込み、秋が本格化…。
まだいいかなと思っていたら、猫夫が風邪をこじらせ…、
大慌てで毛布を出したり、衣替え(少しですが)したり、お部屋も秋使用に…。
もう少し過ごしやすい秋を満喫してから、今年は暖冬になると云われていますが、
寒い寒い冬に備えて?動物のように冬眠に備えて?暖かい衣類や寝具等といろいろ準備していこうと思う今日この頃です。

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そして夏の終わりの旅も早く終えなければと…
写真もたくさんたまってきたので、少しペースアップで?頑張りたいと思います。

香川&徳島の旅の続きで…、香川県に入り、親戚のおうちで少しゆっくりさせてもらってから、
高松市に住む叔母さんのおすすめのおうどん屋さんへ…。
叔母さんは元バスガイドさんで、香川県内のおうどん屋さんもあちこち食べ歩き、今一番おいしいと思う、
坂出市のおうどん屋さんへ連れてってもらったのですが…。

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少し迷い…、平日にもかかわらず、第1駐車場(6台)がいっぱいで、行列もできていて…と思いきや、
なんと裏側に回ると第2(41台)第3駐車場(35台)と、計82台の乗用車の駐車も可能で安心しました。
着いて行ったのでよくわかりませんが、行けれる方は、おうどん屋さん案内のタクシーもありますし、
自家用車ではこちらのアクセス地図(駐車場のご案内ムービー)をご覧ください。

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おか泉HPは、平成4年坂出市で創業と老舗とは言えないけれど、その麺へのこだわりは、
並外れたものがあり、だからこそ地元讃岐の香川県人も認める、すべてが麺の美味しさに表現されているように思います。

「うどんの麺の作り方は、小麦粉・水・塩を混ぜて作った生地を、しばらく寝かせた後に踏んで鍛え、
伸ばして切る。簡単に言うとそれだけです。しかし、その工程上で”いかに麺を鍛え育てるか”ということが
大変重要になります。…"一筋の麺にどれだけまごころと情熱を添えることができるか。
"その一点に尽きます。 」と店主の岡田文明さんのお言葉です。

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今回叔母さんがおすすめしたのは、"天ぷら"(かけうどんに天ぷらの組み合わせは、
讃岐うどんの定番中の定番)="海老天うどん"だったのですが、
あまりの暑さで??"釜天"(かまてん.芯まで熱い釜上うどんと、揚げたて熱々の天ぷら)="釜揚げ海老天"を頼みました。
周囲を注意深く見てみると、皆さん"ひや天おろし"ばかりで驚きました。
後でHpを見てみると…、人気メニューで登録商標までされていました。
確かに8月後半でこの暑さでは当たり前でしたが、おばさん達が「暑いね・…。
今から注文変えようか?」と親切に言ってくださり、行列の中注文したメニュー(↑クリックで写真は拡大可.
お品書きには他にもたくさんメニューがあり、説明も詳しいです!)を少し後悔されてもいたようでしたが…。

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今から考えても、"釜揚げ海老天"(945円)を注文して…、私の中では納得のいく!後悔のない!!選択でした。
なぜなら、いつも私の中では、おうどん=熱くて消化が良くて身体にいいもののイメージで、
以前香川県に初めて来て、本当に「地元の讃岐うどんはおいしい!!」と感じたのが
、ラーメンでいえばつけ麺やそうめんのおつゆで食べることと同じ、
温かい少し濃いめのお出汁につけて食べる"釜揚げうどん"だったからです。
これこそ、讃岐ならではのうどんの麺の美味しさが最大限によくわかるメニュ―だと思っています…。

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説明では「芯まで熱い釜上うどんと、揚げたて熱々の天ぷらを一度にお楽しみいただけます。
"ひや天おろし"にも引けを取らない、当店の人気メニューの一つです。」…と。

その本場香川県でのつけ出汁(だし)は、関西とは違い、独特のいりこ?かつお?と魚風味のするお出汁で、
癖になり印象に残るものでした。またこちらで食べるおうどんの量は、
「これが本当に一人前?」と思うくらい多く、うどん1本の長さも長く、そしてみなさん食べるのが早い事にも驚きます。

ぜひ香川県に行かれる機会がありましたら、麺自体の美味しさはもちろん、
お出汁も独特ですので、寄ってみてはいかがでしょうか?

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おか泉(おかせん) HP
住所:〒769-0208香川県綾歌郡宇多津町浜八番丁129-10
電話:0877-49-4422
営業時間:平日 午前11時-ラストオーダー午後8時.
土日祝 午前10時15分-ラストオーダー午後8時
定休日:毎週月曜(祝日の場合は営業、翌日休.年2回臨時休業あり)
席数:椅子32席 座敷18席.駐車場:41台(店裏側に第2駐車場あり)

※お土産うどんは営業日の9時からお買い求めいただけます。
またお土産うどんのみをお求めのお客様は、列に並ばず直接店内に入り購入可能。
※通販でもお買い求めできますが、やはりお店で食べるのが一番美味しくおすすめです。


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More 香川県のご当地!?キャラクター の"うどん脳"と“天ぷらうどん”が好きな私…。
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by tukimi-kai | 2012-10-21 23:46 | 香川&徳島2012 | Trackback | Comments(0)

署名活動 平城宮跡のこれから

10月11日18:00-偶然?見ていたTVNHK奈良のニュースで、奈良市の仲川市長が、平城宮跡の工事舗装に対する反対の声があり、市民への説明を求めた要望書を、国に対し提出されたことを知りました。

前日『世界遺産 平城宮跡〈埋立て・舗装工事〉の即時中止を!』と"平城宮跡を守る会" を発足された、代表の寮美千子さんが市長と面談された結果だとか。

詳しくは2012.10.12 02:08 産経ニュースより-「平城宮跡の広場工事 市民に経緯説明を 奈良市長が国交省に要望書」をご覧ください。

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「若草山から見た平城宮跡。市街地に隣接した緑地として大きな存在(2012年9月25日撮影)」
写真↑(クリックで拡大可)は、"平城宮跡を守る会"で掲載されていたならまち通信社さんのものをお借りしました。奈良県中南部にはまだまだ未開発な自然がいっぱい残っていますが、この写真のように奈良県北部は、大阪のベッドタウンや観光のための施設・道路交通網の整備によって、意外に自然は少なくなっているのが現状です。
・・・・・・・・
平成20年に国営平城宮跡歴史公園として、工事をすることが閣議決定までされた国の決定事項だから、あくまで中止や工事自体の変更は、無理なこと無謀なことなのでしょうか?

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緑地ゾーンとして動植物の棲息している場所は保存されるものの、現在*第一次朝堂院の広場整備の工事をしている第一次朝堂院跡を、すべて植物の生えないただの土とコンクリート(真砂土に重量比で4%のセメントを混ぜたソイルセメント)で固めてしまったら…、隣接する環境は変わり生態系も変化するのは明らかではないでしょうか。

こちら↑(クリックで拡大可)では、小さな範囲に見えますが、210mx260m=54600m2=5.46haと、実際に行かれたことのある方なら、その広大なグリーンの草原こそが魅力の一つだと実感していただけると思います。
そして緊急声明にも書かれている最大の懸念の、地下水の枯渇による埋蔵文化財の破壊も、問題です。

一人の力ではどうにもならないことも、多くの方の協力と熱意で変えることはできると信じて…、平城宮跡のこれからを考えて、署名活動があちこちで行われています。私も街頭には立てないものの、個人的に…。

国土交通大臣や文化庁長官あてに提出された緊急声明の署名は、一度目10月3日に120名、今回一般の方にも公に署名活動をされた署名は、第一弾として10月16日に提出してくださいます。そして今月末にも再度署名は提出される予定なので、賛同したい!署名活動に協力したい!!とお思いの方は、まだまだ他府県の方も署名活動に参加できますので、緊急声明文をご覧いただき、ご賛同できる方は下記までよろしくお願いいたします。

1. 署名用紙をダウンロードして⇒署名用紙PDF印刷し、
2. 声明文をよく読み、みなさんの署名を書いて、
3. 郵便・メール便で送りましょう。
(1封筒で80円切手を貼って、署名用紙4枚まで可能でした。)

送り先:〒630-8315 奈良市中辻町1-1-103 055.gif
ならまち通信社「平城宮跡を守る会」


•奈良県に限らず、どこにお住まいの方もご署名いただけます。
•未成年の方もご署名いただけます。
•随時取りまとめて国交省・文化庁に提出します。
10月15日までの到着分を第一弾として提出。
その後も継続されます!
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こちら↑(クリックで拡大可)は、国土交通省 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園 事務所平城分室が、平成20年12月5日に提出された*国営平城宮跡歴史公園の基本計画決定の施設計画の一部(別紙一番下)です。
国土交通省 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園 事務所平城分室へ電話をかけた時、このような計画だということを説明されましたので…、関心のある方は、一度確認してみてください。左下に小さく書かれた注釈には

「※この図は、現在宮跡内にある道路、鉄道、文化財の調査研究施設等が、条件が整い、全て移転、移設された場合を示しています。
※この図は、基本計画時点の図であるため、個別施設の位置、規模、形状等の詳細は、今後の設計を経て変更する可能性があります。なお、主園路に関し、調査研究成果に基づき往時の道路位置が明らかとなったところについては、原則としてそれを踏襲する考えでおります。
※「第一次朝堂院」及び「第二次朝堂院」は、現在、発掘調査・研究成果の進展により、「中央区朝堂院」及び「東区朝堂院」と呼ばれるようになってきていますが、本計画では、「特別史跡平城宮跡保存整備基本構想推進計画」の名称との整合を図るため、「第一次朝堂院」、「第二次朝堂院」と記しています。」
と書かれていました。

またこれからの平城宮跡がどうなるのか?国営平城宮跡歴史公園について詳しく知りたい方は、区画とゾーニングも載っていますし*こちらをぜひご覧ください。

More 署名活動…。
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by tukimi-kai | 2012-10-13 23:22 | 奈良 | Trackback | Comments(0)

緊急声明 平城宮跡の自然危機

世界遺産 平城宮跡(奈良県奈良市)で、工事が始まっているのは皆様ご存知でしょうか?

平城京遷都1300年祭の開催にあたって、第一次大極殿は復元され、平城宮跡全体の整備され、毎年春と夏に平城京天平祭と題してイベントが行われ、私たちも何度も足を運んだ所…。

そして、以前の自然な平城宮跡の姿が大好きで、このような工事が行われた後のイベントにも行かれていない奈良県民の方も多いようにも思います。その時点でも歴史的な発掘がなされながら、自然が破壊され、今また大規模な第一次朝堂院跡も工事が進められています。
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写真はすべて2012年5月4日に撮影したもの(朱雀門から踏切を渡り、大極殿への歩行中)で、今回工事が完了されると、映っている草原は(一番上以外の写真)すべて土系塗装となる予定なのです!新聞や現地説明会はなされてはいたものの、大勢の方が全く知らない間に工事が進められている!と驚き、これ以上の自然を破壊していくのか!と反対の声を上げています。

ネットを利用しない方には、伝わらないと思いますが、多くの方がblogで反対の声や不愉快な気持ちをつづっておられ、私もemirinさんの
平城宮跡の自然破壊! - 2012.10.04 Thu
平城宮跡の自然破壊! 2 - 2012.10.05 Fri
の記事を読み、賛同しました。

コメントにも書いたのですが、皆様にもぜひ知っていただきたく、載せておきたいと思います。一番下に【追記】の文があり、先に良ければそちらの記事をぜひご覧ください。
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「emirinさんと同じ「平城宮跡埋め立て舗装工事」に反対の気持ちが強く、思わず、国土交通省 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園 事務所平城分室へ電話をかけ詳細を訊ねました。

平成20年に国営公園として工事することが、文化庁でも協議し(ユネスコへの報告は文化庁がしているかどうか?)有識者にも了解を得たそうで、国でも閣議決定されており、それまでにも一般の方や奈良県庁にも了解は得ているとのことでした。

そしてその範囲は、第一次朝堂院跡の210m×260mの範囲でその計画は、こちらの別紙一番下だと云われ(言われた範囲より広い肌色の部分)、自然はできるだけ守り、できるだけ往時の状態に近づけるため、草木は生えないけれど、表面だけの学校のグラウンドのような状態になる工事とのことでした。

話を聞くと強い反対の気持ちが少し複雑になってしまい、私財を投じて保存・復元しようとする運動をはじめた棚田嘉十郎氏は、このことをどう考えられているのかなと思っています。
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緊急声明(↑クリックで拡大可)とほぼ同じ内容でしたが、実際に確認したく…、工事をするなら道路整備のような最低限の範囲だけでいいのではないかということや、反対の意見もたくさん出ていることを伝えました…。

(emirinさんがメールされた)MBSTVのVOICE憤懣本舗』の取材は来週のようで、その間にもどんどん工事は進み、TVしか見ておられない人にはこの事実は伝わらないものの、emirinさんの記事や行動は、人を動かす力となり素晴らしいと思っています。」

そしてこの時「北の方は、(大極殿の復元と平城京遷都1300年祭に合わせて行われた)すでに工事が済んでいる(シンボルゾーン)のですが…。」と言われた一言も…「その時は何の反対もなかったのに…。」とおっしゃられているようで実はすごく気になっていました。
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そして、公営公園となる工事をされたら、本当に多くの人(観光客や障害のある方も)が訪れ喜べるべきなのかなと考えもしましたが、実際奈良は自然の景色(自然な緑の草原や虫や鳥の動物とも)共存しているからこそ、奈良らしい風景に癒されたり、この自然や歴史的景観を残していこうと思えるのではないかとも思い、工事の広範囲に反対の気持ちが強くなり、抗議行動を起こされた寮美千子さんが「平城宮跡埋め立て舗装工事への緊急声明」に賛同することにし、先ほどメールを送りました。

詳しくはその声明文の載っているemirinさんのblogの記事をご覧ください。(一部抜粋させてもらいます)
メールの宛先は、info@narapress.jp
お名前、所属または肩書、居住都道府県と、任意で80文字以内のコメント。
賛同者の名簿とコメントは、国交省・文化庁に提出するほか、Webに掲載されます。

とのこと。80文字は実際本当に少ない文字数で2行ほどですが、多くの方の署名が、もしかすると工事の縮小や中止に繋がればと願っています。
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私自身が伝えたい事は…
「平成20年に国営平城宮跡歴史公園としての計画は決定事項で、変更できないと云えども、工事が終了している第一次大極殿の前の状態と同じように、第一次朝堂院跡にも工事されるのには反対です。今、第一次大極殿の前はイベントが開かれる以外は、観光客も全く来ない状況ではないでしょうか。

できる限り工事範囲は大通りのような道路のみの工事と最小限とし、草原の広がる地域を残していただきたいですし、温暖化対策として緑化し、逆に往時の植わっていたかもしれない樹木を植えることを希望します。(無理だとは思いながらも…)

工事が完成してしまうと、地下水脈に何らかの異変を起こし、遺跡を保護し残すことができない上、一番の被害は地域住民の及ぶのではないでしょうか?市民の方々の憩いの場所が無くなり、夏は放射熱が高く猛暑がひどくなり、花粉や黄砂に最近では大気汚染物質の浸透する土を失い、すべてが舞い上がり疾病になる可能性も出てきます。等々…」
と伝えたいところ、80文字以内でしたので、

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『世界遺産「平城宮跡」で始まった埋立て・舗装工事に抗議する緊急声明に賛同します。』
「第一次大極殿の前と同じように第一次朝堂院跡を工事される事に反対です。
工事範囲は大通りのような道路のみの工事と最小限とし、草原の広がる地域を残していただきたい。」
の79文字としました…。
この記事をご覧いただいた方だけでも、ぜひ早急に賛同していただければ嬉しいです。

また書かれていたこの範囲での工事の概要は、
「復原された建物等を中心とする歴史資産を最大限に活用した空間づくりを行い、往時の平城宮の様子が感じられるゾーンとし、往時を彷彿とさせるイベントや歴史学習プログラムの展開、朱雀大路から続く軸線の空間の活用等により、歴史・文化の体感・体験及び歴史・文化の教育・学習の機会を提供する。」
との事ですが、それならば工事が完了している第一次大極殿前だけでも十分な広さです。



夏の終わりには何万羽かのツバメのねぐらとなっている湿原地は、この工事はされず緑地ゾーンとして保存されるのかもしれませんが、年々減少してきているツバメがこの地を選んだのは、多くの昆虫たちが生息する餌場が近くにあるからと思い、その餌場が無くなろうとしていることに危機感を感じます。

また自然の残っている場所が広大な方が、子供の教育にはいいと考えられ、ここでこそ知ることができる、今と昔をつなぐ草原の地で、歴史だけでなく自然の素晴らしいさや心地よさに遊びの楽しさ…、放射能教育や自然環境汚染や破壊の恐怖を考えられるのではと思います。また今のままの自然な草原が無理であれば、奈良公園のような芝生にし、鹿を運ぶのは無理なので、ヤギにその芝生を食べてもらい、除草の費用を自然な形で平城宮跡を維持したり、ビオト-プとして多くの方の憩いの場所とすることも(夫案)考えていただきたいと思うのでした。

【追記】
emirinさんの記事『平城宮跡の自然破壊! 3 - 2012.10.07 Sun』より
世界遺産 平城宮跡〈埋立て・舗装工事〉の即時中止を!』と"平城宮跡を守る会" が発足され、他府県の方も署名活動に参加できます。
多くの方の賛同で、平城宮跡の自然は守れる可能性があると信じて、よろしくお願いします!!


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by tukimi-kai | 2012-10-07 00:08 | 奈良 | Trackback | Comments(0)

香川&徳島の旅*岡山の瀬戸大橋

台風17号の影響で中秋の名月(今年は9月30日)見れませんでしたが、
その翌日は十六夜できれいな満月が見れました。
秋の夜長を…、今年の夏の最後に行ってきた香川&徳島の旅をぼちぼち綴っておきたいと思います。
皆様も旅気分で!?よければおつき合いください。

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香川&徳島を旅するのは、いつも猫夫の実母のお墓参りが一番の目的ですが、
昨年はちょうど四国直撃の台風に行くことを断念したので、
2年ぶりに、なかなかまとまった休みがとれなくなった猫夫が1週間前に計画した今回も弾丸ツアーとなりました。
毎日仕事から帰ってきてネット所の地図とにらめっこしていて几帳面だなと思っていたのですが、
猫夫なりに計画を練っていたようで…。

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いつも香川に行くときは、大阪→兵庫 明石海峡大橋→淡路島→徳島 鳴門大橋と四国へ…と
車での移動でしたが、今回は「(香川県)坂出(さかいで)に美味しいうどん屋さんがあるから、
ぜひ連れて行ってあげたい。」という猫夫の叔母からの嬉しいお誘いで、
岡山を経由して瀬戸大橋を通る計画で行くことになりました。
こちらは山陽自動車道下りの岡山 吉備サービスエリア(SA)にある桃太郎像…。
子供たちもあまりの大きさやそのリアルな形相の怖さに、戸惑いながら笑いながら…記念撮影しています。

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瀬戸大橋を渡り切るとよくわかるのですが、島の数々を見ていると、
本当に桃太郎伝説がこの地にあったのではないかと思います。もちろん猫夫も記念撮影…。
あわてて撮影したので、その時は気づかなかったけれど…、
キビ団子を食べて、桃太郎のお供になった猿の代わりになっていました。
こちらのSAが唯一岡山県で立ち寄ったところなので、
ままかりやキビ団子(かわいいパッケージのものもあり子供にも人気でした)等のお土産を購入することに…。

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旅から帰って…、お土産を会社の方に配った後、「みなさん喜んでた??」と訊ねる私に、猿夫…
「これを食べたら、言うことなんでも聞いてもらうよ。」とか
「これを食べたら、一緒に鬼退治に行ってもらうよ。」と云いながら渡したそうで、
さすが毒舌な猿夫…。自分が写真上では桃太郎の子分なのに…。
でも、姪や甥や友人にあげる時、このネタ使えばよかったと少し後悔したのでした。

More 瀬戸大橋を渡ります。
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by tukimi-kai | 2012-10-04 18:39 | 香川&徳島2012 | Trackback | Comments(2)


大好きな旅のように、      自分の人生=日々の暮らしをも楽しみたいです。


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