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奈良

炎の祭礼 若草山の山焼き

昨日は、古都奈良の新年を飾る炎の祭礼の若草山の山焼きの日でしたが、
これまでの1月15日の成人式の日に行われていた山焼きが、平成21年から1月の第4土曜日に行われるようになり、
奈良県民でもついつい忘れてしまっていたという方も多いのではないでしょうか…。

炎の祭礼 若草山の山焼き_f0221708_21541449.jpg


日中は鹿せんべい飛ばし大会等のイベントも、夏の8月15日の奈良の大文字焼き日と同じように行われ、
18時15分からは冬の花火があがり、18時30分から山焼きの点火が始まっていたようですが…。
私も気づいたのは、19時過ぎで(奈良の大文字焼きの時間と勘違い)、所々残る山焼きの炎の明かりだけを見ることに…。
「青い満月 奈良の大文字焼き」と同様、デジタルカメラなので、かなり小さい画像ですみません…。

近くで見ると、迫力や感動もありそうですが、この寒さなので…、
いつも大迫力の写真と分かり易い説明で教えてくださる
naraspaさんの記事で、今年も楽しませていただきました。

炎の祭礼 若草山の山焼き_f0221708_21571183.jpg


若草山の山焼きの云われは様々ですが、山焼きの由来や牛墓(うしはか)の説明から、
「若草山二重目には牛墓(3m余りに地蔵石)があり「南無春日大明神」と銘刻され地蔵仏を刻んでありました。
興福寺の勧進僧が建てたものですが、野神(農神)であったと考えられています。
 ところが、ここの地蔵岩を宝暦(1751年頃)何者かが谷底へ転落させたのです。
その後山焼きしないとこの転落したままの牛墓が妖怪を発するとうわさになったようです。
これも山焼きの起源にもあっているようです。
なお明治35年9月に、牛墓はようやく若草山麓にある野上神社の近くへと移され現在に至ります。」との事。


寒い寒い奈良の冬を彩る、炎の祭礼の山焼き…。
春の訪れを告げるお水取りの行事のように、奈良に住んでいるのだから、一度は真近で見てみたいものです。






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この記事を書き始める前の19時くらいから、ちらほら牡丹雪が降り始め、
書いている途中には霰(あられ)が勢いよく降り、そのあと雪が見る見る間にどんどん降り積もり…、

炎の祭礼 若草山の山焼き_f0221708_18235.jpg


あっという間に23時くらいには、道路も凍りつき(奈良では凍てつくと云います)、
帰宅が遅くなった車3台が坂道カーブをスリップして登れず、立ち往生していました。
なんとか20分ほどして車とともに帰路に着かれたようで、見ていたこちらもホッと安心しました。

炎の祭礼 若草山の山焼き_f0221708_183440.jpg


そして翌朝は、こんな感じにうっすら降り積もり、
朝から「キャー!キャー!!」という小学生たちの声が、あちこち近所から聞こえ、滑らないように気を付けようと思ったものの…。

炎の祭礼 若草山の山焼き_f0221708_1832319.jpg


猫夫曰く、期待を裏切らない私は、滑りそうなことがわかっていながら、
案の定…、逃げることができず、スルーと尻もちをつく羽目に…。

一度こけてからは、後ろから歩いてくる方の視線が気になり、
凍り付いているところやスリップしそうなところは避けて遠回りして出かけました。

炎の祭礼 若草山の山焼き_f0221708_1835979.jpg


奈良では雪の降り積もる日は、年に1.2回なので、ちょっぴり嬉しい反面、
滅多に無い事なので、危険を未然に防ぐように気を付けなければいけません。

皆様のお近くではどうでしたか?大丈夫だったでしょうか?
by tukimi-kai | 2013-01-27 22:04 | 奈良 | Comments(0)

大好きな旅のように、      自分の人生=日々の暮らしをも楽しみたいです。


by tukimi-kai
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