緊急声明 平城宮跡の自然危機

世界遺産 平城宮跡(奈良県奈良市)で、工事が始まっているのは皆様ご存知でしょうか?

平城京遷都1300年祭の開催にあたって、第一次大極殿は復元され、平城宮跡全体の整備され、毎年春と夏に平城京天平祭と題してイベントが行われ、私たちも何度も足を運んだ所…。

そして、以前の自然な平城宮跡の姿が大好きで、このような工事が行われた後のイベントにも行かれていない奈良県民の方も多いようにも思います。その時点でも歴史的な発掘がなされながら、自然が破壊され、今また大規模な第一次朝堂院跡も工事が進められています。
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写真はすべて2012年5月4日に撮影したもの(朱雀門から踏切を渡り、大極殿への歩行中)で、今回工事が完了されると、映っている草原は(一番上以外の写真)すべて土系塗装となる予定なのです!新聞や現地説明会はなされてはいたものの、大勢の方が全く知らない間に工事が進められている!と驚き、これ以上の自然を破壊していくのか!と反対の声を上げています。

ネットを利用しない方には、伝わらないと思いますが、多くの方がblogで反対の声や不愉快な気持ちをつづっておられ、私もemirinさんの
平城宮跡の自然破壊! - 2012.10.04 Thu
平城宮跡の自然破壊! 2 - 2012.10.05 Fri
の記事を読み、賛同しました。

コメントにも書いたのですが、皆様にもぜひ知っていただきたく、載せておきたいと思います。一番下に【追記】の文があり、先に良ければそちらの記事をぜひご覧ください。
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「emirinさんと同じ「平城宮跡埋め立て舗装工事」に反対の気持ちが強く、思わず、国土交通省 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園 事務所平城分室へ電話をかけ詳細を訊ねました。

平成20年に国営公園として工事することが、文化庁でも協議し(ユネスコへの報告は文化庁がしているかどうか?)有識者にも了解を得たそうで、国でも閣議決定されており、それまでにも一般の方や奈良県庁にも了解は得ているとのことでした。

そしてその範囲は、第一次朝堂院跡の210m×260mの範囲でその計画は、こちらの別紙一番下だと云われ(言われた範囲より広い肌色の部分)、自然はできるだけ守り、できるだけ往時の状態に近づけるため、草木は生えないけれど、表面だけの学校のグラウンドのような状態になる工事とのことでした。

話を聞くと強い反対の気持ちが少し複雑になってしまい、私財を投じて保存・復元しようとする運動をはじめた棚田嘉十郎氏は、このことをどう考えられているのかなと思っています。
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緊急声明(↑クリックで拡大可)とほぼ同じ内容でしたが、実際に確認したく…、工事をするなら道路整備のような最低限の範囲だけでいいのではないかということや、反対の意見もたくさん出ていることを伝えました…。

(emirinさんがメールされた)MBSTVのVOICE憤懣本舗』の取材は来週のようで、その間にもどんどん工事は進み、TVしか見ておられない人にはこの事実は伝わらないものの、emirinさんの記事や行動は、人を動かす力となり素晴らしいと思っています。」

そしてこの時「北の方は、(大極殿の復元と平城京遷都1300年祭に合わせて行われた)すでに工事が済んでいる(シンボルゾーン)のですが…。」と言われた一言も…「その時は何の反対もなかったのに…。」とおっしゃられているようで実はすごく気になっていました。
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そして、公営公園となる工事をされたら、本当に多くの人(観光客や障害のある方も)が訪れ喜べるべきなのかなと考えもしましたが、実際奈良は自然の景色(自然な緑の草原や虫や鳥の動物とも)共存しているからこそ、奈良らしい風景に癒されたり、この自然や歴史的景観を残していこうと思えるのではないかとも思い、工事の広範囲に反対の気持ちが強くなり、抗議行動を起こされた寮美千子さんが「平城宮跡埋め立て舗装工事への緊急声明」に賛同することにし、先ほどメールを送りました。

詳しくはその声明文の載っているemirinさんのblogの記事をご覧ください。(一部抜粋させてもらいます)
メールの宛先は、info@narapress.jp
お名前、所属または肩書、居住都道府県と、任意で80文字以内のコメント。
賛同者の名簿とコメントは、国交省・文化庁に提出するほか、Webに掲載されます。

とのこと。80文字は実際本当に少ない文字数で2行ほどですが、多くの方の署名が、もしかすると工事の縮小や中止に繋がればと願っています。
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私自身が伝えたい事は…
「平成20年に国営平城宮跡歴史公園としての計画は決定事項で、変更できないと云えども、工事が終了している第一次大極殿の前の状態と同じように、第一次朝堂院跡にも工事されるのには反対です。今、第一次大極殿の前はイベントが開かれる以外は、観光客も全く来ない状況ではないでしょうか。

できる限り工事範囲は大通りのような道路のみの工事と最小限とし、草原の広がる地域を残していただきたいですし、温暖化対策として緑化し、逆に往時の植わっていたかもしれない樹木を植えることを希望します。(無理だとは思いながらも…)

工事が完成してしまうと、地下水脈に何らかの異変を起こし、遺跡を保護し残すことができない上、一番の被害は地域住民の及ぶのではないでしょうか?市民の方々の憩いの場所が無くなり、夏は放射熱が高く猛暑がひどくなり、花粉や黄砂に最近では大気汚染物質の浸透する土を失い、すべてが舞い上がり疾病になる可能性も出てきます。等々…」
と伝えたいところ、80文字以内でしたので、

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『世界遺産「平城宮跡」で始まった埋立て・舗装工事に抗議する緊急声明に賛同します。』
「第一次大極殿の前と同じように第一次朝堂院跡を工事される事に反対です。
工事範囲は大通りのような道路のみの工事と最小限とし、草原の広がる地域を残していただきたい。」
の79文字としました…。
この記事をご覧いただいた方だけでも、ぜひ早急に賛同していただければ嬉しいです。

また書かれていたこの範囲での工事の概要は、
「復原された建物等を中心とする歴史資産を最大限に活用した空間づくりを行い、往時の平城宮の様子が感じられるゾーンとし、往時を彷彿とさせるイベントや歴史学習プログラムの展開、朱雀大路から続く軸線の空間の活用等により、歴史・文化の体感・体験及び歴史・文化の教育・学習の機会を提供する。」
との事ですが、それならば工事が完了している第一次大極殿前だけでも十分な広さです。



夏の終わりには何万羽かのツバメのねぐらとなっている湿原地は、この工事はされず緑地ゾーンとして保存されるのかもしれませんが、年々減少してきているツバメがこの地を選んだのは、多くの昆虫たちが生息する餌場が近くにあるからと思い、その餌場が無くなろうとしていることに危機感を感じます。

また自然の残っている場所が広大な方が、子供の教育にはいいと考えられ、ここでこそ知ることができる、今と昔をつなぐ草原の地で、歴史だけでなく自然の素晴らしいさや心地よさに遊びの楽しさ…、放射能教育や自然環境汚染や破壊の恐怖を考えられるのではと思います。また今のままの自然な草原が無理であれば、奈良公園のような芝生にし、鹿を運ぶのは無理なので、ヤギにその芝生を食べてもらい、除草の費用を自然な形で平城宮跡を維持したり、ビオト-プとして多くの方の憩いの場所とすることも(夫案)考えていただきたいと思うのでした。

【追記】
emirinさんの記事『平城宮跡の自然破壊! 3 - 2012.10.07 Sun』より
世界遺産 平城宮跡〈埋立て・舗装工事〉の即時中止を!』と"平城宮跡を守る会" が発足され、他府県の方も署名活動に参加できます。
多くの方の賛同で、平城宮跡の自然は守れる可能性があると信じて、よろしくお願いします!!


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by tukimi-kai | 2012-10-07 00:08 | 奈良 | Trackback | Comments(0)
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