白い神鹿 春日大社

元旦の恒例行事は、おせち料理とお屠蘇をゆっくりいただいた後の初詣です。
まずは度々参っていますが、生駒市の宝山寺へ・・・。
お正月の三が日、本当にこちらは年々お参りする方が増えてきているようで(震災の影響もあるのかも)、
元旦の午後からは中門からお参りするまでにも長い行列に並び、
生駒聖天と云われる大聖歓喜天様に御参りするだけで精一杯で、多くの参拝者の方がおられて困惑しました。

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帰りの日本最古からあると云われるケーブルカー(犬の車両:ブル)の中では、
「やっぱり車で来て、ずっと坂道で車の中で待つより、こっちの方がミケ(猫の車両)も見れるしいいね。」という親子の会話も・・・。
続いては近鉄電車に揺られて、奈良市内の近鉄奈良駅に到着し、
東大寺のある東の方へふらふら歩いて行ってしまったのですが、急遽目的の場所へ行く為、
道を南に曲がると眼の目に、国立博物館が・・・。
昨年夏にも建物に映し出される幻想的な映像を見れましたが、建物だけでもこんなに立派で素敵だなんて・・・。

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そして、参道に出ると(すでに17時を過ぎ)日も暮れ、鹿さんが帰っていく姿や、
現・国立博物館仏教美術資料研究センターの建物もライトアップされて、なんだかタイムスリップしたかのような気分にも・・・。

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こちらは1902(明治35)年に竣工され、奈良県物産陳列所として開館し、
県下の殖産興業と物産の展示販売をおこなう施設として利用されており、
耐震補強改修工事の為休館していたそうですが、平成23年8月3日より一般公開を再開しているのだそう・・・。

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これから向かうのは・・・、昨年の初詣は世界遺産に1998(平成10)年「古都奈良の文化財」として
登録されたその中の東大寺でしたが、
同じく世界遺産の春日大社です。そして春日大社を覆う春日山原始林も世界遺産・・・。

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広大な春日大社の境内には60以上の摂末社があるそうなのですが、
まずはその中でも若宮神社の近くにある、日本で唯一ご夫婦の大国様をおまつりしているとされる
夫婦大國社(めおとだいこくしゃ)と、金運福運の守り神の金龍神社へ・・・。
こちらは↑その途中にある十日えびす佐良気神社・・・。
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仲良く見える夫婦間にもそれなりの危機はあり、その度に夫婦大國社にはお参りしているような気もしたり・・・。
お正月の期間は商売繁盛と良縁の特別祈祷も行なわれ、お守りが人気でした。
また金龍神社は、今年の干支にあやかって御参りする方が多くて・・・、
長い長い行列ができていた為に、少し離れてお参りしました。そしていよいよ、春日大社ご本殿へ・・・。



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春日大社公式ホームページより
「今からおよそ1300年前、奈良に都ができた頃、日本の国の繁栄と国民の幸せを願って、
遠く鹿島神宮(茨城県)から武甕槌命(たけみかづちのみこと)様を
神山御蓋山(みかさやま)山頂浮雲峰(うきぐものみね)にお迎えした。
やがて天平の文化華やかなる神護景雲2年(768年)11月9日、称徳天皇の勅命により
左大臣藤原永手によって、中腹となる今の地に壮麗な社殿を造営して香取神宮(千葉県)から経津主命(ふつぬしのみこと)様、
また枚岡神社(ひらおかじんじゃ)(大阪府)から天児屋根命(あめのこやねのみこと)様・比売神(ひめがみ)様の
尊い神々様をお招きし、あわせてお祀り申しあげたのが当社の始まり」だそうです。

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こうして4柱の神様をまとめて春日皇大神(かすがすめおおかみ)様として鎮座されることとなり、
平城京の鎮護の社として、藤原氏が氏神として崇敬を捧げてきたところ・・・。
またそれぞれの神様の性格から「強く正しい心と身体や、平和な生活を教える神々」とされているとか。

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そして春日の神の使いとされるのが、鹿さん・・・。
それは春日大社創建の際、鹿島神宮(茨城県)の武甕槌命が、
約700kmの道のりを白い神鹿に乗ってやって来たとされる伝説から、
旅の安全を祈る方も多く、開運厄除け・家内安全・旅行安全が叶うとされているそうです。

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これまで決まったお寺でしかお詣りをしたことがなかった私ですが、
昨年から日本の古来の神仏習合の考えにも共感し、神様仏様関わりなく、
できるだけお祈りをすることにしたのですが、神様へのお参りの2礼2拍手1礼という方法しか分からず・・・。
夫に聞くと「まず①拝殿本殿に向き、深く2回のお辞儀をし、次に②胸の高さで左手を少し右手より数cm上に出して合わせ、
2回拍手し神様に来ましたとお伝えする。その後指先を揃えて、神様の感謝と祈願の言葉を唱える。
最後に③聞いてもらった感謝の気持ちを込めて1回深くお辞儀をする。」
鳥居は俗界と神様の聖域との境目を示すものであるそうで、軽く一礼まで始めた夫・・・。

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なぜだか「この人いつから、信心深くなったのだろう・・・。」と尊敬していたら・・・。
『日経おとなのOFF-福を招く年末年始の方法-』に詳しく記載されてあり、ほぼ暗記してたようでした・・・。
けれど昨年秋に社員旅行で行ってきた伊勢神宮の参拝で何か変わったような・・・。
そしてもう1つ・・・、新たな発見だったことが、春日大社の象徴でもある柱の朱の色・・・。
はじめて訪れた時には、この朱の色が受け入れられなかったのですが、
20年ごとの式年造替(平成27年に春日大社では第60回目の造替を予定されています)に伴い
木に彩られる朱の色は、その白木を守る為に必要な塗装で、
魔よけの意味(女性が口紅をつけるのは同じ意味)や
「古来日本にいる八百万(やおよろず)の神々が宿る聖なる火」を意味することを知りました・・・。

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「国家と宗教が強く結びついた時代に、力の象徴として目立たせる必要があったといわれ、
朱という色を神々に見たてて、身近なものにした時代」であったことがわかって、
特に夜にこうして見ると神々の神々しさを感じたりもして、驚きました。
今年のNHK大河ドラマの『平清盛』にちなんで・・・。源氏は「赤旗」平氏は「白旗」を掲げ、
平清盛の氏神として祀られている世界遺産の厳島神社もそういった意味があるのだろうと思います。
神を信じることは、偶像崇拝でしかないのかもしれないけれど、信じる人の心に宿るのが神様の存在だとも思うのでした。
できることなら白鹿に乗っていろんなところへ出かけたいなと思う、
白と赤(朱)のつながりを強く感じた春日大社の初詣でした・・・。皆様はどこへ行かれましたか・・・?


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年末に我が家に届いた『春日通信』という春日大社からのお知らせで、
こちら→の"鹿みくじ"(以前も購入したことはあったような・・)と
"叶(かなう)守"がほしくなり、
今年はたまたま春日大社への初詣を予定していたので、
子どものように購入できて嬉しくなりました。
"鹿みくじ"は、大吉でしたが、書いてあった内容は、
まるで凶のようにあらゆることに注意が必要と言う内容で・・・。
そして一度見たおみくじは、ぎゅっと蒔かないと、鹿さんは銜えてくれないので、要注意です。







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長い文章におつき合いいただきありがとうございました。
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by tukimi-kai | 2012-01-10 17:27 | 奈良 | Trackback | Comments(2)
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Commented by rakurakurakuko at 2012-01-10 18:07
あのマンションに住んでたときも、お正月に在宅していたことがないので知りませんでしたが、宝山寺って元旦はそんなに混むのですね…。
あそこにお参りしたら明るい気分になれそうだもの、なんだかみんなが行くのも分かるような気がします。
そして国立博物館に仏教美術館、両方とも大好きな建物です。
仏教美術館はリニューアル中だったように思いますがもう復活したんですね。
あーあ、一日でこんなにたくさん回れるって奈良ってホントに贅沢…。
今年もたくさんの魅力をこちらで堪能させていただきます!!
Commented by tukimi-kai at 2012-01-10 21:49
生駒市立体育館の駐車場(その上は三が日は通行止め)からタクシーが、宝山寺下まで送って下さる無料のサービスがあるのですが、多い時には坂道すべてに車が並び渋滞する程なのですよ~。なぜかやはり神聖な空気というより、私は不思議なパワー?霊的な力が強いような気もしたりしています。
国立博物館に仏教美術館と楽子さんもお好きなのでね~。
これからも楽子さんの期待に答えられるように、奈良の魅力を、バンバン?ポツポツ!更新できるように頑張ります・・!!


大好きな旅のように、      自分の人生=日々の暮らしをも楽しみたいです。


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