奈良夕暮れ旅*興福寺鹿だらけと東金堂拝観

1999年から開催された"燈花会"(とうかえ)や、昨日今日と行なわれていた"バサラ祭り"にも行かずに、
今年の夏も終わってしまったのだけれど・・・。先週末は夏の夜を少し楽しみたくなって、奈良公園へ・・・。
いつも奈良(奈良市内)へ行く時には、近鉄奈良駅から、東向き通りの商店街を通って、
三条通りを西に猿沢池を少し見て、階段を上がって興福寺へと必ず立ち寄ります。

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その階段を上がる途中の三重塔の近くで・・・、
夕暮れ時就寝する前の夕食を、一生懸命食べている鹿ちゃんたちに遭遇しました。
久々のかわいい鹿ちゃんに(先日はイケメン鹿君ばかりだったので・・・)癒されて・・・水子地蔵にも手を合わせて。

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そして、南円堂(なんえんどう)で御詣りした後は、中金堂の前を通り、東金堂(とうこんどう)の方へ・・・。

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1717(享保2)年、大火で失われた中金堂は、昨年の2010(平成22)年10月16日の立柱式を経て、
現在再建中で、8年の歳月をかけて2018(平成30)年完成予定なのだそう・・・。

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そこで1人?1頭!無我夢中で夕食を食べている鹿君を夫が見つけて仲良くなりました。
(エサをあげただけなのですが・・・)1頭にお別れを告げて、東金堂の方へ眼を向けると・・・、

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石碑の中・・・まるで石風呂にでも入って、気持ちよさ気にしている鹿くん?鹿様!鹿たち(裏にもいました)の姿が・・・。
けれど、その奥の東金堂の木の柵沿いには、茶色い塊があり・・・。




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多くの老若男女の鹿が集まっている姿に驚きました。まだまだ暑い夏の夜を、
涼しく過ごせる砂利や石の近くを選んで、寝床にしようと考えての行動なのでしょうか・・・。

通常17時までの開館が"燈花会"(その期間8月5-14日は20:30まで拝観できました)などの夜の催しなどで
延長営業されている施設も多くあったので、東金堂でも聞いてみると、
7月16日-8月31日(と9月は土日祝)は、19時30分までお堂を特別開扉しているとのこと・・・。

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すぐに拝観券を購入(大人300円.高校中学生200円.小学生100円)し、
興福寺の本尊薬師如来像を初めて!?拝むこととなりました。
しかし「行くよ・・・。」と振り向き手を振っても、一向にこちらへ来ない夫・・・。
きっとこの鹿だらけの写真を撮りながら、人間であることを忘れつつあった鹿夫でした・・・。

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ようやく国宝東金堂の中へ入ってきた夫も私も、辺りは夕暮れ時で暗くなりつつある中でも、
その輝きや薬師如来様をはじめ、重要文化財の日光(にっこう)・月光菩薩(がっこうぼさつ)像に、
国宝の文殊菩薩(もんじゅぼさつ)像と維摩居士(ゆいまこじ)像、四天王(してんのう)像、
十二神将(じゅうにしんしょう)像という多くの仏像が安置されている姿は荘厳で、少し狭くて窮屈そうでしたが、圧倒されました。
また拝んでいると、それまで痛んでいた両膝の痛みがスーッと引いていくそんな不思議なパワーを初めて感じたりも・・・。

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それもそのはず、東金堂は、726(神亀3)年に聖武(しょうむ)天皇が、
叔母元正(げんしょう)太上天皇の病気全快を願って造立された金堂だからです。
霊感のある夫は、こちらでは全く?感じず、先日訪れた藤原京跡で強く感じたようですが・・・。
夕暮れ時に訪れたことで、静かにゆっくりと、他の拝観者の方々と共にお詣り出来たようにも思いました。

f0221708_2322741.jpgまた多くのこのような伽藍(がらん)が残る興福寺は、
669(天智8)年に藤原鎌足が重い病気を患った際に、
夫人である鏡大王が夫の回復を祈願して、
釈迦三尊・四天王などの諸仏を安置するために
山背国に造営した「山階寺」が起源と伝えられています。
その後飛鳥の「厩坂寺」へ移築され、
その飛鳥藤原京の都から710(和銅3)年の平城京遷都の際、
現在の場所に移築されたのだそう・・・。

現在再建中の中金堂も、ホームページによると、
「火災の多かったお寺で、手元の記録だけでも100回をはるかにこえます。
普通の寺なら一度の火災で壊滅的な打撃を受けて、地上から名も形も消えてしまうところが多いのに、
その都度再建されてきたことは、当山の努力もさることながら、壇越の藤原氏や時々の朝廷や幕府、
さらには一般民衆の援助によるところ多大なものがあったことを物語っています。」と・・・。

時代をを超えて大切に守られ、多くの繋がりを魅力的に感じる歴史ロマンと、
政権争いの実際の事実はどうだったのかと云う謎や真実にも関心が高まります。




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by tukimi-kai | 2011-08-28 23:16 | 奈良 | Trackback | Comments(0)
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