生駒聖天 宝山寺1

昨日は朝早くから、お墓参りに行く道沿いにある、気になるお寺や神社を巡りました。
よければ今人気のスピリチュアル&パワースポットめぐり(4回の予定)・・・の道草におつき合いください。

始めに訪れたのは、生駒市門前町にある真言律宗大本山の寺院で生駒聖天(いこましょうてん)として信仰される、
地元の方々や参拝者からは生駒山(いこまさん)と呼ばれて親しまれている宝山寺・・・。

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生駒山(標高642m)は伝承によれば、斉明天皇元年(655年)に、
役行者(えんのぎょうしゃ)が開いたとされる、空海(弘法大師)も修行した修験道場・・・。
その当時は都史陀山 大聖無動寺(としださん だいしょうむどうじ)という名であったそう。
江戸時代の延宝6年(1678年)に湛海律師が再興し、歓喜天を祀った時から事実上の開山となり、
商売の神として大阪庶民の信仰を集めたり、京都の皇室や江戸の徳川将軍家、
郡山藩主柳沢家からの祈願もあり、聖天信仰の霊場として有名になったとか。

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本尊は本堂に安置される不動明王(ふどうみょうおう)で、
その左奥の聖天堂に安置される大聖歓喜自在天(だいしょうかんきじざいてん)も、生駒聖天として信仰を集めています。

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また、役行者ゆかりの般若窟(はんにゃくつ)と呼ばれる洞穴も信仰を集め、本尊弥勒菩薩像が安置されているのだとか。
奈良大和路秘宝・秘仏特別開帳誌より、10/15~11/15の期間は、修復が完了した
明治初期の擬洋風建築?の「獅子閣」(ししかく・重要文化財)を見ることができるようです。
その「獅子閣」とは、般若窟に抱かれた宮大工の吉村松太郎氏が設計した2階建ての木造客殿・・・。
色ガラスが出入り口やベランダ窓にはめ込まれているなどノスタルジックな気分も楽しめそうです。

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また生駒の聖天さんと呼ばれる大聖歓喜自在天とは、元来『ガネーシャ』(「集団の王」の意)という
インド・ヒンドゥー教の神(『夢を叶える象』で有名に)で、神仏習合もさることながら、
複雑な地形に歴史と狭い境内に多くの仏や神様が集合されている様で不思議な空間です。
普段はひっそりしているお寺ですが、1日参りや初詣の時には大勢の人や車が列をなすくらい参拝客を集め、
1918年に日本最初のケーブルカー、生駒鋼索鉄道(現、近鉄生駒鋼索線)が敷設されるほどの信仰心の篤さを、現在も感じさせてくれます。

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この日は朝から何らかの催しで、生駒山をトレッキングされるのか
多くの方が集合し、全員でストレッチをされておられました。生駒駅のケーブルカー乗り場にも長い列が・・・。
初詣の期間も、車が駐車場までの区間に列をなし、駐車場からお寺までをタクシーが無料で
ピストン運送してくださったり、生駒駅から宝山寺前までのケーブルカーも普段の30分間隔と違い、
10分間隔で運行されていたりとにぎわいを見せてくれます。




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初詣や毎年数回はこのお寺には訪れているので、今回はほんの入り口だけで、
交通安全の祈願をして出発しました。このお寺やお寺までの道のりやケーブルカーからみえる景色もきれいで、
悩みやわずらわしい考えが吹き飛びそうです。
昔には門前町として栄えた名残のある旅館や石畳の急な階段、あちこちからのんびりと顔を覗かせる猫たちの姿も見れ、
風情のあるところです。生駒山上遊園地まで行くと天空をも楽しめそう・・・。

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帰りに宝山寺に置いてあった持ち帰りようの一枚の紙・・・。
九月は秋の彼岸月・・・彼岸(精神修養の月間)・・・とあり、
「この秋は 雨かあらしかしらねども 今日の勤めに 田草取るなり
(二宮尊徳翁)自分の人生の先々のことを思い煩うより 今日一日の己の所作(働き)が人生を左右し
大切な重い一日であると云う含蓄深い戒めの句 天啓(御神仏の声)と心得たい」とあり、
何だか心を見透かされているような言葉に感じました。
9/23(祝日秋分の日)は彼岸万燈会が執り行われるようで、きれいなお月見やお彼岸に・・・、心も穢れが落ちそうです。



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by tukimi-kai | 2010-09-20 18:27 | 奈良 | Trackback | Comments(0)
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